シンガポールで日本語と英語のバイリンガル教育を行っております。是非一度当園にご見学にお越しください。


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絵本③ 「絵本の効果」

乳幼児期は脳の発達や感性が養われる とても大切な時期になります。
この時期に子どもたちは 周りの人たちの語りかけ、ふれあいの時間から 少しずつことばや動作を覚え、理解を深め、自分で表現できるようになってきます。

a0318155_0421112.jpgそのなかで「絵本」のもつ役割・効果はとても大きなものがあります。
大人が高い意識を持って 子どもと絵本を読むようになれば、子どもたちの世界もより豊かなものになっていくことでしょう。

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絵本は分かりやすいことばと絵によって 知識、知恵などが示されています。
また テレビのような受身の映像ではなく、本というのは 子どもに考えるゆとりや想像力を養うこともできるものです。
こどもが自分に合ったペースで絵をながめ、読み手の声を聞きながら、ゆったりと本と関わることにより、豊かな心や好奇心が育ちます。

こどもたちが繰り返し「読んで」と求めてくるのは、こども自身が絵本を楽しめるようになった証拠です。
大人はこの「絵本の読み聞かせ」を通し、こどもの心情を知ることもできます。

また、私たち大人も、こども時代に読んでもらった絵本を 再びわが子と一緒に読む幸せを感じながら、少しの間 タイムスリップしたような懐かしさを味わうこともできます。

このことを科学的に述べると、読み聞かせ中は 聞き手であるこどもは「大脳辺縁系」が活発になり、読み手の大人は「前頭葉野」が働くようになるそうです。


下記は「絵本の効果」について まとめてみました。

・心が育つ(愛情・思いやり、豊かな感情)
・イメージ力・創造力が育つ(例:登場人物になり疑似体験ができる)
・表現力が養われる (例:ごっこ遊びにもつながる)
・注意力・集中力がつく
・読み聞かせの声により、落ち着き、情緒が安定する
・スキンシップがとれる
・読み聞かせや絵本が身近にあることにより、活字に抵抗が少なくなる
・語学の習得にいい。語彙が増し、国語力がつく
・思考力・読解力がつく
・学習習慣がつく
・コミュニケーション能力がつく
・社会常識などモラルや世の中のしくみを知る
・親子の楽しい思い出にもなる

など、「絵本の読み聞かせ」は いいこと尽くしです。

難しいことは何もありません。 
子どもと一緒に絵本を読む、読む習慣をつけることが何よりも大切なことです。
是非ご家庭でも 多くの絵本に触れ、絵本大好きな子どもにしていきましょう。

【いろは幼稚園のホームページ】
http://iroha.sg
※英語でもご覧いただけます。


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# by irohakids | 2013-09-04 01:43 | 幼児教育
子どもは「絵本の読み聞かせ」を通じて 喜怒哀楽を体験し、豊かな感情や「心の脳」が育ちます。

その読み聞かせの‘絵本選び’をするうえで、子どもの発達を知ることは大切ですので、今回は大まかな年齢別の特徴と絵本選びのヒントとなることをお伝え致します。

・・・1~2歳児・・・

小さな子ども向けの絵本は、子どもの日常生活やことば遊びなどをシンプルでハッキリとした絵・構成のもので描かれています。
話自体も単純で、繰り返しの言い回しや構造を持つものが多いです。

大人が指をさしながら「これはなに?」と尋ね、「これは時計」と名称を伝え、模倣を繰り返します。

モンテッソーリ教育ではこの2歳児頃のことを「ことばの爆発期」(ことばの敏感期)とし、とても大切な時期になります。(注1 敏感期)

「絵本の読み聞かせ」は こどもの言葉を豊かにする一因にもなります。
最初は大人主導で行われる「読み聞かせ」も、次第に相互で対話できるようになり、子どもも能動的に参加するようになってきます。

また、「絵本の読み聞かせ」は、その絵本の内容だけではなく、会話を通して本のきまりを学びます。
破かずにお話しが終わったら1枚ずつページをめくるという大人にとっては当たり前の行為も、子ども自身が繰り返し繰り返し体験することにより、紙の性質や本の扱い方を知り できるようになるのです。

・・・2~3歳児・・・

この頃になると、単純な繰り返しの絵本から、ストーリー性のある絵本へと移行してきます。
これは、ことばだけではなく、身体を通して、発声・視線・身振り・表情・指差しなどさまざまな表現で 子ども自身が絵本の世界に関わるようになってくるからです。
絵本を媒介にし、物語と向き合い、自分と登場人物を重ねて 話の中へ入っていきます。そのため、同じ動作や口調を真似たり、身体を動かして読むようにもなってきます。

子どもは演じ手になることにより、感情のコントロールやコミュニケーションの仕方や考えを学んでいるのです。
やがて、こうした行動は‘ごっこ遊び’へと発展していきます。

・・・4歳児~・・・

成長とともに、全身で感情を表現することから、視覚・聴覚をつかい、本と関わるようになってきます。
素話のように、静かに黙って聞くことができるようになり、想像力を働かせて楽しめるようになってきます。
ことばの意味や話の流れを心で感じ、考えるようになってくるのです。

それまでの‘大人・絵本・子ども’の三者関係から ‘絵本・子ども’の二者での対話へと変わっていきます。

だからこそ、しっかりと関わりをもてる低年齢の頃から、毎日読み聞かせをする・本に親しむ習慣をつくることが大切になってくるのです。

a0318155_23104283.jpg子どもは「絵本の読み聞かせ」が大好きです。
その共有した時間や触れあいが、こどもの心の基盤にもなります。

子どもの成長や発達・興味に合わせ、絵本を選び、忙しい日常の中でも ゆっくり過ごす時間をもち、お話しを積みかねていきながら、家族の絆もどんどん深めていける「絵本の読み聞かせ」は今の時期だからこそできる大切な時間です。
どうかご家庭でも是非「絵本の読み聞かせ」をし、こどもと一緒に大好きな絵本探しをしてみてください。

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(注1)「敏感期とは」

モンテッソーリ教育では、子どもがその時発達させようとしている能力に関わる事柄に、特に敏感になり、執着する時期のことをさします。

『敏感期とは、成長の過程にある生物、つまり生物の幼年期にみられる特別な感受性にかかわります。その感受性は長くは続かず、ある一定の特性を獲得するためだけに限られます。ひとたびその特性が発達すれば、感受性はなくなります』(マリア モンテッソーリ)

その敏感期の子どもに、それにあった環境を整え、お仕事を提示すると、驚くほどの吸収力で獲得していきます。

『子どもたちが敏感期にあるときは、彼らは非常に熱中したり著しい活力の爆発をおこしたりします。その敏感期が過ぎると、子どもは無関心になります。・・子どもが敏感期にある時、彼は燃え立つ炎のように、その発達の特別な敏感性に関係のあるものはすべて自分の活動の中で、ことどごくむさぼり食います。』(マリア モンテッソーリ)

敏感期は一過性のものであり、それを逃すと後々取り返すのに大きな努力を必要となります。
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# by irohakids | 2013-09-01 23:12 | 幼児教育

絵本① 「読み聞かせ」

寄贈品で「絵本」をいただけるという大変ありがたいお申し出をいただきました。

こどもにとって「絵本」は、心を豊かにする大切なものです。
また、「絵本の読み聞かせ」はこどもにとって貴重なスキンシップの時間であり、自己肯定感を体感する時間でもあります。

今回は その「絵本」「読み聞かせ」について、投稿致します。
いま一度、その意味や大切さを認識し、こどもたちの世界が豊かになることを願います。

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a0318155_12344311.jpg「読み聞かせ」は子どもの興味、情緒的発達、想像力、言語能力に影響をもたらします。

「読み聞かせ」をする人間の声は、子どもの精神状態を落ち着かせるものでもあります。

また、「読み聞かせ」は聞き手である子どもにとってだけではなく、読み手である大人にも影響をもたらします。

絵本の「読み聞かせ」とは、大人とこどもの親密な人間関係を基盤として、大人が文章を朗読し、子どもが絵を見ながら大人の音読を聞くことです。

子どもと一緒にその時間を絵本をもとに過ごす。読み手と聞き手とがその歓びを分かち合うこと、大人が子どもの表情を見ながら、そして気持ちを考えながら話すことで絆を深める機会にもなります。

子どもは繰り返し繰り返し同じ本を読みたがります。
一度読んだ本を繰り返し読むと、子どもの反応が多くなります。
自分で発見したこと、思ったことを言葉にして、時に指差しながら気持ちを伝えてくるからです。
また、長期にわたり、繰り返し読んだ絵本に対しては、子どもが同じ対話パターンを繰り返し楽しむこともあります。
子どもなりにこだわりを持った場面を楽しむことにより、想像力、言語能力だけではなく、人との関わり方も学んでいるのです。

繰り返し絵本を読むことは、大人にとっては「また・・」と思うこともあるかもしれません。
しかし、その子どもの求めに応じて繰り返し読むこと自体が安定感を生み出し、人と対話することの楽しさ、絵本の面白さを確認し、想像力や言葉の使い方を学び、吸収していっているのです。

絵本は時に、こどもの思いを代弁するものにもなり、大人がこどもに伝えたいメッセージをわかりやすく伝えるお話しを見つけることができます。

「読み聞かせ」にはマニュアルはありません。親子で楽しむこと、それが一番なのです。

忙しい日常のなかでも 絵本を読む時間を作り、毎日絵本に親しみ、本が大好き!!なこどもにしていきましょう。

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# by irohakids | 2013-09-01 03:17 | 幼児教育

ローカル・公立の学校

a0318155_24529.png「人材」育成に力を注ぐシンガポールでは、国家予算の約3割を教育費にあてています。
そのため、高い教育水準の環境が整っています。

今回は、ローカル・公立の学校についてご説明致します。
ご参考までに一読いただけますと 幸いです。

ここシンガポールでは 徹底したエリート主義教育を実践しています。

小学校から学力・能力別にクラスが振り分けられ、成績次第で将来の進路が決まります。
その厳しい学歴社会のため、乳幼児の頃から塾やお稽古事をはじめ、人気のある小学校に通わせるために、学区内に引っ越したり、入学申込の優先準備をあげるために、就学前から保護者が80時間のボランティアや地域活動に励むなど、保護者の努力や教育熱は相当なものです。

<シンガポールの教育制度の特徴>

・新年度は1月始まり
・小学校6年、中学校4年、高校2年の6・4・2制
 (初等教育の6年間が義務教育)
・ローカル校はシンガポール国籍及びPR(永住権保持者)が優先
 外国人は残り枠で空きのあるところに申し込める
・シンガポール人は学費は無料
 PR・外国籍の場合は有料
・入学の優先順位・基準はそれぞれの学校が定めている
 抽選の場合は周囲1~2KM圏内に住む児童が最優先となる
・小学校では語学に力を入れており、授業時間の6割が語学にあてられる。
 (英語と母国語)
・小学校4年生には学力試験があり、その結果5・6年生のクラス分けが行われる
 (語学力の高いクラス・普通クラス)
・小学校6年生には卒業試験があり、中学校4年間のクラス分けが行われる
 (特別コース・特級コース・普通コース)(技術・教養)
・中学卒業時にはGCE-OまたはGCE-Nの試験があり、その成績により、入学できる高校がきまる

高等教育でもGVE-A教育認定試験があったりと、常に選抜式の教育システムになっています。

こうした学力至上主義からうまれる弊害、深刻な社会問題もあり、近年ではカリキュラムを見直したり、スポーツや実践的な教育を行う機関も増えてきて、進路の幅を広げる試みが行われています。

こどもを持つ親たちのなかにも 子ども時代はのびのびと育てたい気持ちと、一度でもレールから外れたら、上級クラスに戻る機会はほぼない現実に挟まれ 葛藤をしているようです。

どこの国の親でも こどもを思う気持ちに変わりはありません。
よく生きてほしいと願い、できるだけの機会を作ってあげたいと願い、我が子の可能性を信じています。

色々とシンガポールの教育問題についての賛否もあるのでしょう。
しかし、それぞれに事情や背景があり、多民族国家ならではのカリキュラム、各学校のよさもあります。
その選択に対して 他人が意見を述べることはないと思います。

各家庭で、ローカル校・日本人学校・インターナショナルスクールの特色について調べ、実際に足を運び、その上で それぞれの家庭の考えにあったところを選ばれるといいと思います。

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# by irohakids | 2013-08-31 02:16 | シンガポールの幼児教育事情

次世代を育てる

現在、日本からスカッシュ協会の重鎮である潮木さんが有望な大学生らを引率し、ここシンガポールに遠征にいらっしゃっています。

a0318155_15215416.jpg潮木さんのように30年以上にわたり、第一線で活躍していらっしゃる方が 今もなお こうして大学生ら次世代とともに時間を共有し、自身の持てるコネクションや技術、時間を惜しげもなく与えていらっしゃることは 本当に素晴らしいことだと思います。

また、この南国の気候のなか、大汗を流しながら ひたむきに打ち込んでいる学生らの姿を見て、何か忘れていた大切な気持ちを思い出させてもらいました。


指導者として次世代にスキルや戦術を教え、同世代の選手らが切磋琢磨できる機会を設け、人脈を生かし、素晴らしい歴代の選手らとの交流を図っても、この遠征だけではプロの選手が育つかはわかりません。

それは種を蒔くだけでは花は育たず、その種を発芽させ、選手を育成していくには長時間にわたるフォローが必要だからです。

しかし、こうして何の見返りも求めずに、次代を担う人の育成をおろそかにせず 毎年続けていらっしゃるということ、これこそが「教育」「伝承」なのだと思いました。

自分にとってメリットがあるから育てるというスタンスでは決して人は育ちません。

「育ててあげたんだから~」と言われたら 選手はどう思うでしょうか。

いくら時間をかけて大切に育てても、そこに条件がついてしまったら、一瞬にして情熱が冷め、信頼関係が壊れてしまうこともあるかもしれません。

ご縁のあった人や成長しようと努力する人に、指導者として その環境を整え、言葉だけではなく、一緒になって行う、見せてあげるということの出来る人。
そういう無条件の愛を持った人こそ、‘真の指導者’だと思いました。

「スカッシュ」という競技と 「幼稚園」という幼児教育の場という違いはありますが、‘次世代を育てる’ということは同じで、そのこと自体が人にとっても 社会にとっても 尊い目的なのです。

子どもは社会において財産です。
その未来ある子どもたちを育てていくということこそ、私たち大人の責務なのではないでしょうか。

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平凡な教師は言って聞かせる。
よい教師は説明する。
優秀な教師はやってみせる。
しかし最高の教師 は子どもの心に火をつける。

ウィリアム・ウォード

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下記は今回のシンガポール遠征のブログです。

スカッシュ合宿

今回で23回目の合宿だそうで、潮木さんは23年もの間、日本とシンガポールの架け橋となり、活動を続けていらっしゃいます。

そういう先人が実績を残してくださったからこそ、私たちが今こうしてシンガポールにいられるのだと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

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# by irohakids | 2013-08-29 02:00 | メッセージ
シンガポールで「幼児教育」を受けられる環境はおおまかに分けて下記のようになります。
それぞれの園には特色があり、制度、カリキュラム、管轄、園の目的も異なります

1)チャイルドケアセンター

管轄  MCYS(シンガポール地域振興・青年スポーツ省)
年齢  18ヶ月~6歳
      (Infant Care Centre乳児保育をしているところは生後2ヶ月~)
年度  1月スタート・4学期制
言語  英語・中国語・第三ヶ国語(日本語・韓国語・マレー語・タミル語など園による)
開所時間 7AM~7PM

2)インターナショナルスクール

管轄  MOE(シンガポール教育省)
年齢  2歳前後~就学前
年度  8月または1月スタート・2/3学期制(夏休みが長い)
言語  英語・第二ヶ国語(日本語・ドイツ・フランス語・中国語などを選択)
カリキュラム 各国の幼児教育プログラム

3)日系幼稚園・プレスクール

管轄  MOE(シンガポール教育省)
年齢  2~6歳
年度  4月スタート
言語  日本語・英語
卒業後の進路 日本人学校への進学が多い

4)ローカル幼稚園

管轄  MOE(シンガポール教育省)
年齢  4~6歳
年度  1月スタート・4学期制
言語  英語・中国語・第三ヶ国語(マレー語・タミル語など園による)
カリキュラム ローカル小学校への入学を前提とし、オリジナルプログラムを行う
     

こどもに どのような教育環境を選ぶかは、家庭方針や事情によります。
各園の特徴や目的をしっかり理解し、実際に園生活を送る際のことを踏まえて、入園されるのがいいと思います。


「海外生活では地元の方とも交流を持ちたい」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
確かにシンガポールで生活するうえで自国の人との交流は貴重な体験やお話しが聞けたり、ローカルの知人ができるというのは心強いものです。
しかし、シンガポールは日本以上に学歴社会、実力社会です。
公立小学校では高学年から学力別にクラスが振り分けられたり、テストにより進路が決まるシステムのために、乳幼児期から教育プログラムに力を注いでいるところが多いのが特徴です。

また、シンガポールは多民族国家らしくインターナショナルスクールもインド系、カナダ系、スイス系、韓国系、オランダ系、ドイツ系、フランス系、中国系、アメリカ系、イギリス系、オーストラリア系、日系など多くの選択肢があります。
各園では各国の教育事情に沿ったカリキュラムが立てられております。
日常会話や保育では子どもたちも父兄も英語が不可欠です。
語学習得は低年齢のこどもたちほど早いのですが、その時間だけ、日本語に触れる機会が少なくなり、家庭でのフォローが重要になります。

どの園を選ぶかにより、子どもたちのおかれる環境は大きく違ってきます。

特に「ことば」というものは単にその環境にいれば自然と身につくものではなく、適当な働きかけや自ら学ぶ姿勢がなければ習得にはつながりません。

バイリンガル教育、幼児教育では子どもだけに焦点があたりがちですが、父母の語学力や家庭での姿勢も とても重要になります。

海外生活で子どもの教育環境、生活の質を高めるためには、親子が一緒に根気欲に学び続けることが より豊かな生活、世界へのと繋がっていくからです。

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‘It’s no use rushing out to put fertilizer on a plant when it is about to bloom.
Just as with flowers and trees, we have to take good care of the human heart from its earliest days.’

「花が咲く頃になって慌てて肥料を与えても無理である。
花木も、人の心も、小さいときから手がけよう」


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# by irohakids | 2013-08-28 02:56 | シンガポールの幼児教育事情

ごはん

「乳幼児期に培われた味覚や食事の嗜好、食習慣はその後の食習慣にも大きな影響を与える」ということを 頭で理解していても、普段、どの程度意識して、食事をしているでしょうか。

実生活では、小さな子どもたちを連れて、暑いなか買い物へ行き、子どもをみながら 長時間調理することが難しいこともあります。
結果、簡単に調理できるもの、便利な調味料や食材ばかりを使った献立になっている傾向にあると思います。

「食事」はこどもたちが毎日口にするものです。
その「食事」がこどもたちの身体を大きくし、めまぐるしく発育する身体を支えています

また、「食事」は‘文化’を伝えたり郷土愛を育てるものです。
毎日の食卓で'食文化’を伝承していかなければ、子どもたちに受け継いでいくことはできないのです。

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私は以前「日本味覚教育協会」の会長をなさっていらっしゃる内坂芳美先生のもとでお料理を習っていたことがありました。

先生は1990年代から何度もフランスに訪れ、現地の学校で行われているa0318155_2112387.png「味覚教育」「栄養教育」を視察なさっていらっしゃいました。

美食の国フランスでも 近年共働きの親や 子どもたちも多忙なスケジュールなために 家族でゆっくり食卓を囲むことが減ってきたそうです。 
そのため、こどもたちはバケットに板チョコをはさんだものを食べていたりと 子どもたちの食環境がおざなりになっていることを危惧したシェフらが「味覚の週間」という運動をはじめたそうです。

現在、日本でも内坂先生に賛同してくださったシェフの方々、多くの企業に支持され、広く全国にその取り組みが行われるようになってきました。
2005年には「食育基本法」が成立し、多くの教育現場でもさまざまな取り組みが行われるようになりました。

各ご家庭でも「栄養バランス」「食品添加物」「食習慣の確立」「家事のお手伝い」「食事のマナー」「食材・食品選び」などを意識されて、毎日の食事をご用意されていらっしゃるのでしょう。

しかし、その「食事」の時間にテレビをつけながら食事を食べていたり、こどもだけ食べさせて親は一緒に食卓についていなかったり、こどもが食べている食材や料理について学ぶ働きかけがなかったり、、、、


「食事」は単に栄養をとるだけのものではなく

「1日3食、規則正しく食べる」ことにより 基本的生活習慣が身につきます。

「家族や友人と共に食べる」ことにより 人との関わりを学びます。

「さまざまな食体験をする」ことにより 食文化や栄養・自然について学びます。


この乳幼児期にとどまらず、生涯にわたって「食事」に対する高い意識を持てるよう、園と家庭とが一緒になって「食育」について考え、学び、実際に実践していけるように取り組んでいきたいと思っています。


こどもたちの大好きな「食事」の時間がより充実したものとなることを願って。


「味覚の一週間」

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# by irohakids | 2013-08-24 02:11 | 幼児教育

寄贈品をいただきました

昨日、このブログを通して、寄贈品のお申し入れがあり、保育の現場で重宝しそうな大型の棚などをいただきました。

直接お会いし、お礼を言うことができませんでしたが、賛同していただいたお気持ちに応えられるよう、今後もここシンガポールで「日系幼稚園開園」に向けて 頑張っていこうと思います。

ご寄付いただいた品は新設予定の「日系幼稚園」で大切に使わさせていただきます。
本当にありがとうございました。

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今回開園予定の「日系幼稚園」では、各クラスに日本人の担任の先生に入っていただきたいと考えております。 

そのためには日本にいらっしゃる先生方をシンガポールにお呼びし、日本人のための「日系幼稚園」で働いていただくことになります。

求人募集を始めましたが、ここシンガポールで働けるようになるまでには まず Ministry of Manpower(新加坡人力部。日本でいう厚生労働省)で発行される就業ビザがおりるかの審査が必要になります。

この「就業ビザ」の発行は年々厳しくなっており、いくら志あり 素晴らしい資質のある先生方でも、学歴、年齢、年収など「就業ビザ」問題により、泣く泣くお断りしなくてはならない応募者の方がいらっしゃいます。
また、雇用側もさまざまな条件をクリアしなければ、1人の外国人をお雇いすることすらできないのです。

そして、書類審査や面談を経て、ご縁のあった先生方にシンガポールにお越しいただく準備が始められます。

現在日本にお住まいで「海外で働く!!」ということになると、現在の住まいを引き払ったり、仕事を変えたり、さまざまな方とお別れをし、海外生活に臨むことになります。
それは大変な勇気のいることであり、新天地で1からのスタートをきることになります。

しかも、ただ海外生活をするだけではなく、海外で実際に責任のある仕事に就くということは今まで経験のしたことがないことに直面することもあるでしょう。

また、海外で実際に日本人の子どもたちに保育をするとなると、‘楽譜’一つとってみても 実際に譜面を手にとって選んで すぐに買えるわけではなく、わざわざ日本から取り寄せないといけません。
教材になる日本のものを探すのにシンガポール中を探し回らないといけないことがあるかもしれません。

そのため、先生方には住まいや生活面において心配せずに 保育に集中していただけるような環境や体制を整えてあげたいと思っております。 
就業ビザなどの手続きはプロのエージェントの方にお願いしたり、安心したシンガポールライフを送れるようにバックアップをしたり、その他対応が必要なことも 日本語で相談にのれるよう体制を整え、お仕事をしていただけるよう努めたいと思っています。

今回寄贈していただいた品にも、先生方がシンガポールでお住まいになる際に使っていただけそうなものがありました。 

先生方も、子どもたちも、父兄の方もみんなが助け合い、支えあい、成長し合えるような園になるように願ってやみません。

どうぞ、これからもよろしくお願い致します。 

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# by irohakids | 2013-08-22 13:32 | ありがとうございます
昨年、ここシンガポールで「モンテッソーリ教育のアジア大会」が行われました。

私は大会以前に、主催者であるMs.Charmaine Sohの講義を受けたことがあり、先生の人柄と情熱、また時代や地域に合った柔軟な考えに触れ、感銘を受けました。
また、モンテッソーリ教育の発展のために世界中でご活躍されていらっしゃる先生にも関わらず、私がシンガポールに越すにあたり、ご相談にものっていただきました。

その先生が主催されたモンテッソーリ教育のアジア大会では ロシア、イギリス、アメリカ、アジア諸国の9カ国の先生方による講演が行われました。
(日本からは相良敦子先生、松浦公紀先生の講演が行われました)

大会では アジア各国の取り組みや バイリンガル教育や文化教育についても モンテッソーリ教育の視点からの研究発表があったりと、とても内容が濃い講義ばかりでした。

基になるマリア モンテッソーリの理念や理論を研究、発展させながらも、各国、各園の状況、一人ひとりの子どもたちに合わせて 歴代の先生方が柔軟に 地道にモンテッソーリ教育を実践していって下さったこそ、100年以上前に始まったモンテッソーリ教育が 今日に至るまで 受け継がれているのだと 改めて気づかされました。

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「モンテッソーリ教育アジア大会」を終えて、思うことがありました。

もっと日常の保育の取り組みやその意図をオンタイムで伝え 園と家庭の共通理解をはかり、相互に取り組んでいくけるような体制作りができないのだろうかと。

例えば「モンテッソーリ教育」は 本で理論を読んだだけで 実践できるものではなく、また、こどもたちが教具や教材を決められた時間内だけやっていればいいものではないのです。 

日常生活の場面においても、子どもに声をかけるタイミング、かける言葉も、環境設定、年齢や興味にあった準備など、多岐にわたり配慮が必要で、奥の深いものなのです。

各園ではさまざまな園方針や教育法を取り組みが行われていますが、どこまで父兄が理解しているでしょうか。 
教育論については専門的なこと、具体的なことまでお伝えするのは難しいのかもしれません。

しかし、各園が両親教育や情報発信を積極的に行い 園⇔家庭が一体になって 幼児期のこどもについて理解を求めていくことは、こどもの健全な成長の手助けに繋がることだと思います。

近年、さまざまな媒体からの情報が 学術的には何の根拠のないことでも あたかも正しい育児の示唆として流れていることがあります。

情報過多な社会により、こどもたちを取り巻く環境も よりよいサービス/教育/環境を望み過ぎる傾向から 最も大切な子どもの気持ちや毎日の生活がおざなりになりがちです。

時代や文化、環境が変わっても 子どもが持つ本質は変わりません。

大人は子どもの「生きる力」を信じ、成長に合った関わりをし、しっかり地に足の着いた生活こそが大切だと この大会を通じ改めて思いました。

「モンテッソーリアジア大会 2012年 in シンガポール」

【 いろは幼稚園のホームページ 】
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# by irohakids | 2013-08-22 01:15 | メッセージ

ことば

以前 言語教育を勉強していた時にふと、言語学では「ことば」という単語が平仮名表記で書かれているのは、何故なんだろうかと思い、調べてみたことがあった。

漢字だと、「言葉」「詞」「詩」「言語」「弁」「語」など、
用途や文脈によって さまざまな当て字があり、学術的な統一呼称がないために 大和言葉の「ことば」なら意味を問わず共通の発音だから採用されているとのことだった。

また、「言葉」と漢字で書くと word,language,speechなど 色々な英単語にとられてしまうからだとか。

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その「ことば」は思考手段のもとになり、その音声や文字によって集団生活において人に感情や意志を伝える道具になる。

だからこそ、「日本語」「英語」教育を行う上では、しっかり保護者の方をはじめ、保育士も こどもに関わる大人の役割・責任として しっかり「バイリンガル教育」について理解する必要があると思う。

乳幼児期は 大きくなってから始めた語学学習では得られない感覚やスピードで、「母語」を習得をするのが可能だ。
それは子どもには「敏感期」(「臨界期」)というものがあり、この時期に環境にあるものをそのまま受け入れる能力があるからだ。

ここシンガポールにいる子どもたちは 日常的に英語に触れる機会に恵まれる。

だからこそ、「言語教育」について 大人は高い意識をもち、乳幼児期だけではなく、将来像をも見据えて関わっていくべきだと考える。

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マザー・テレサのことば

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。 a0318155_12541696.png
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# by irohakids | 2013-08-20 12:53 | 幼児教育