本園は2014年に開園して以来多くのご家族に恵まれ、今年で開園3年目を迎えました。
現在Mountbattenの園では100名を超える在園児、通園バスも13台運行し、各地域から多くのこどもたちが通園しております。
いろはでは開園当初より真剣にバイリンガル教育を実践しており、園内は英語、日本語の両言語が生活の中で実践的に使われています。
教諭らはこどもたちの成長に寄り添い、自然な形で母国語である日本語の確立ができ、英語にも親しむ環境が整っています。
これまでにも多くの方にご入園を希望をいただきましたが、こどもたちの通園バス時間の負担を考え、エリアを限定をし、入園のご案内をしておりました。
今回2016年9月より2園目をオーチャードやホーランドビレッジからも程近いタングリンエリアで開園することになり、より多くの方にご案内ができる運びとなりました。
現在準備段階ですので、少しずつこちらのブログなどを通じて新規園のお知らせをしてまいります。
新規園は自然豊かな閑静な地域にあり、歴史的な建物に こどもたちがのびのびと過ごせる素敵な場所となります。
シンガポールにお住いのご家族に愛される園を目指し、こどもたちにとって笑顔あふれる園となるよう努めていく所存です。ご期待ください。
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by irohakids
| 2016-06-20 02:26
| 幼稚園ができるまで
日系幼稚園を開園するにあたり、ありとあらゆる業者、企業、専門家の方々とのコネクションを作ってきました。
例えば 不動産会社ですと何十社とやり取りをし、実際に何十もの物件を見て、物件だけではなく周りの環境を調査をしたり、様々な条件を確認し、実際に交渉や手続きを始めても、途中で話がダメになることも多々ありました。
どんなにいい担当者にあたっても、ご縁がなかったり、好意的ではない担当者でも、いい物件ならば食い下がって交渉することもありました。
同じように結果的には各業種で1,2社としか取引を行わないとしても それまでにそれぞれ何倍もの会社や人に会い、実際に話を進めていくことにより、信頼関係を作り、お付き合いをスタートさせていただくことができます。
お蔭さまで 本園は素晴らしい業者や担当者の方に出会うことができ、尊敬する教育者、専門家に恵まれました。業務を行っていく上で そういったサポートがあるのはとても心強いことです。
しかし、本当にこれまで色々とあり、時にその理不尽さに涙が止まらなくなることもありました。
幼稚園の内装工事でも 専門の日系会社であるならば スケジュールをすべて組み、工事が既にスタートしている段階でドタキャンをされたらどんなにこちらが困るか分かっていて、内装工事の受注のお断りをされたこともありました。
同じ日本人の子どもたちのために、いい幼稚園を作ろうとこれまで一生懸命してきましたが、その対応をしてきたのが日系企業だっただけに余計悲しい気持ちにもなりました。
しかし、そんな時でもお付き合いのあったYM PROJECTSというローカル会社が助けてくれました。
YM PROJECTSは困っている時、細部の修正、突然の追加工事注文などでも すぐに迅速にプロフェッショナルな対応をしてくれ、色々なアドバイスをしてくれたり、現場の方々にも的確に指示を出してくれたり、毎日現場に寄って作業を確認したり、ドタキャンされた業者の業務を引き受けてくれ、限られた期限の中で夜遅く休日返上で応してくれたりと感謝してもしきれないほど 本当にきめ細やかに対応をしてくれました。
もちろん、ビジネスだからしてくれることもあるのかもしれませんが、YM PROJECTSの方々は本当に顧客の声に応えようとしてくださる姿勢がいつも伝わってきました。
また、YM PROJECTSのスタッフ一同が常に目を配ってくださるお蔭で その取引業者の方々も きちんとした対応をしてくれるところばかりでした。
誠実に働く人の周りには 常に同じように高い志の方や専門の人たちが集まるのだということを ここでも見せてもらいました。
いろは幼稚園はYM PROJECTSの内装工事のお蔭で素敵な幼稚園になりました。
内装工事が予定より遅れてしまったため、まだ外壁などの工事が終わっておりませんが、いずれ子どもたちが通ってきてくれる際には心地よい空間になるようこれから準備を進めていきたいと思います。
是非、皆様のお越しをお待ちしております。

※画像のお花はYM PROJECTSからいただきました。
YM PROJECTSの皆さん、本当に本当にありがとうございました。
【 いろは幼稚園のホームページ 】
http://iroha.sg/
※英語でもご覧いただけます
例えば 不動産会社ですと何十社とやり取りをし、実際に何十もの物件を見て、物件だけではなく周りの環境を調査をしたり、様々な条件を確認し、実際に交渉や手続きを始めても、途中で話がダメになることも多々ありました。
どんなにいい担当者にあたっても、ご縁がなかったり、好意的ではない担当者でも、いい物件ならば食い下がって交渉することもありました。
同じように結果的には各業種で1,2社としか取引を行わないとしても それまでにそれぞれ何倍もの会社や人に会い、実際に話を進めていくことにより、信頼関係を作り、お付き合いをスタートさせていただくことができます。
お蔭さまで 本園は素晴らしい業者や担当者の方に出会うことができ、尊敬する教育者、専門家に恵まれました。業務を行っていく上で そういったサポートがあるのはとても心強いことです。
しかし、本当にこれまで色々とあり、時にその理不尽さに涙が止まらなくなることもありました。
幼稚園の内装工事でも 専門の日系会社であるならば スケジュールをすべて組み、工事が既にスタートしている段階でドタキャンをされたらどんなにこちらが困るか分かっていて、内装工事の受注のお断りをされたこともありました。
同じ日本人の子どもたちのために、いい幼稚園を作ろうとこれまで一生懸命してきましたが、その対応をしてきたのが日系企業だっただけに余計悲しい気持ちにもなりました。
しかし、そんな時でもお付き合いのあったYM PROJECTSというローカル会社が助けてくれました。
YM PROJECTSは困っている時、細部の修正、突然の追加工事注文などでも すぐに迅速にプロフェッショナルな対応をしてくれ、色々なアドバイスをしてくれたり、現場の方々にも的確に指示を出してくれたり、毎日現場に寄って作業を確認したり、ドタキャンされた業者の業務を引き受けてくれ、限られた期限の中で夜遅く休日返上で応してくれたりと感謝してもしきれないほど 本当にきめ細やかに対応をしてくれました。
もちろん、ビジネスだからしてくれることもあるのかもしれませんが、YM PROJECTSの方々は本当に顧客の声に応えようとしてくださる姿勢がいつも伝わってきました。
また、YM PROJECTSのスタッフ一同が常に目を配ってくださるお蔭で その取引業者の方々も きちんとした対応をしてくれるところばかりでした。
誠実に働く人の周りには 常に同じように高い志の方や専門の人たちが集まるのだということを ここでも見せてもらいました。
いろは幼稚園はYM PROJECTSの内装工事のお蔭で素敵な幼稚園になりました。
内装工事が予定より遅れてしまったため、まだ外壁などの工事が終わっておりませんが、いずれ子どもたちが通ってきてくれる際には心地よい空間になるようこれから準備を進めていきたいと思います。
是非、皆様のお越しをお待ちしております。

※画像のお花はYM PROJECTSからいただきました。
YM PROJECTSの皆さん、本当に本当にありがとうございました。
【 いろは幼稚園のホームページ 】
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※英語でもご覧いただけます
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by irohakids
| 2013-12-08 02:32
| 幼稚園ができるまで
いよいよシンガポールで新規日系幼稚園を開園し、2014年には子どもたちをお迎えできる目処が立ってきました。
まだ、申請中ですので、情報を開示することはできないのですが、2013年12月中旬から事前予約制で入園説明会を行う予定ですので、追って詳細をお知らせ致します。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
開園準備までに本当に数多くの物件をまわり、多くの方とお話をし、多くの業者と交渉を重ねてきました。
毎日汗だくになりがら、物件を見、地域環境を調査し、交渉し、地域住民に説得をしたり、エージェントとのやりとりをしてきました。
また、一主婦であり、一母親であり、一保育者の私が開園するとなると どうやってその多額の資金を捻出したらいいのだろうかと悩むことや 下げられる頭を下げ続けても まったく資金が集まらない日々もあり、気持ちが沈むこともありました。
「すごいね」「頑張ってね」と言われることはあっても 実際に一緒になって調査したり、資金提供など取り組んでくれる人はほとんどいませんでした。
そして、時に裏切られ、時に見下げられ、時に無駄足を踏み、時にドタキャンされ、時に無視され、時に足元を見られることも多くありました。
それでも、「こどもたちのために質の高い教育を」という思いは揺らぐことはなく、どうにかここまで歩んでこれました。
そして、そのお蔭で、信頼のおける人材コンサルタントの方、幼児教育のみならずシンガポールの教育事情に精通し、かつ上昇志向のある保育者の方、各教科のスペシャリスト、子どもや従業員をよく思い、素晴らしい教育を実践されている園の経営者、安心してお任せでき丁寧な対応をして下さる内装会社の方、誠実に対応して下さる制服業者の方、ぶっきらぼうだけれども気にかけてくれる印刷会社の方、食へのこだわりを持ってお仕事をされていらっしゃる方など各分野のスペシャリストに出会うことができ、支えられ、どうにかここまでこれました。
これほどまでに素晴らしい方々とご一緒でき、園のために力を貸していただける人たちに出会えたのは本当に本当に幸せ者で、感謝の気持ちでいっぱいになります。
先日お世話になった知人の方に、こんな言葉をいただきました。
「天の時、地の利、人の和」
(天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず 孟子)
つまり、
天の時→ 実行のタイミング
地の利→ 立地条件
人の和→ 内部の団結
の条件が揃わなければいい仕事はできないとのことです。
私は幸いにそのどれも恵まれたと思っています。
何よりも素晴らしい人と出会い、一緒にお仕事をしていくと、その素晴らしい人の周りには同じように志の高い人たちが集まり、更によい仕事をすることができます。
これからも、こういった人たちとご一緒できること、また、更にお互いから学びあい、よりよいものにしようと歩めることができるのは本当にありがたく、幸せなことだと毎日感じています。
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【 いろは幼稚園のホームページ 】
http://iroha.sg/
※英語でもご覧いただけます

まだ、申請中ですので、情報を開示することはできないのですが、2013年12月中旬から事前予約制で入園説明会を行う予定ですので、追って詳細をお知らせ致します。
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開園準備までに本当に数多くの物件をまわり、多くの方とお話をし、多くの業者と交渉を重ねてきました。
毎日汗だくになりがら、物件を見、地域環境を調査し、交渉し、地域住民に説得をしたり、エージェントとのやりとりをしてきました。
また、一主婦であり、一母親であり、一保育者の私が開園するとなると どうやってその多額の資金を捻出したらいいのだろうかと悩むことや 下げられる頭を下げ続けても まったく資金が集まらない日々もあり、気持ちが沈むこともありました。
「すごいね」「頑張ってね」と言われることはあっても 実際に一緒になって調査したり、資金提供など取り組んでくれる人はほとんどいませんでした。
そして、時に裏切られ、時に見下げられ、時に無駄足を踏み、時にドタキャンされ、時に無視され、時に足元を見られることも多くありました。
それでも、「こどもたちのために質の高い教育を」という思いは揺らぐことはなく、どうにかここまで歩んでこれました。
そして、そのお蔭で、信頼のおける人材コンサルタントの方、幼児教育のみならずシンガポールの教育事情に精通し、かつ上昇志向のある保育者の方、各教科のスペシャリスト、子どもや従業員をよく思い、素晴らしい教育を実践されている園の経営者、安心してお任せでき丁寧な対応をして下さる内装会社の方、誠実に対応して下さる制服業者の方、ぶっきらぼうだけれども気にかけてくれる印刷会社の方、食へのこだわりを持ってお仕事をされていらっしゃる方など各分野のスペシャリストに出会うことができ、支えられ、どうにかここまでこれました。
これほどまでに素晴らしい方々とご一緒でき、園のために力を貸していただける人たちに出会えたのは本当に本当に幸せ者で、感謝の気持ちでいっぱいになります。
先日お世話になった知人の方に、こんな言葉をいただきました。
「天の時、地の利、人の和」
(天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず 孟子)
つまり、
天の時→ 実行のタイミング
地の利→ 立地条件
人の和→ 内部の団結
の条件が揃わなければいい仕事はできないとのことです。
私は幸いにそのどれも恵まれたと思っています。
何よりも素晴らしい人と出会い、一緒にお仕事をしていくと、その素晴らしい人の周りには同じように志の高い人たちが集まり、更によい仕事をすることができます。
これからも、こういった人たちとご一緒できること、また、更にお互いから学びあい、よりよいものにしようと歩めることができるのは本当にありがたく、幸せなことだと毎日感じています。
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※英語でもご覧いただけます

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by irohakids
| 2013-11-08 00:01
| 幼稚園ができるまで
島国で多民族国家であるシンガポールは、「人材が国家財産」とし、国家がこどもたちを育てるための政策がたくさんあり、多くの国家予算を教育費にあてています。
シンガポールは日本と同じように少子化が進んでいますが、1965年にマレー連邦から独立建国した頃は、人口爆発が危惧され、「Two is enough ,stop at two」という出世児数をコントロールするキャンペーンが行われていました。
しかし、1976年以降、出生率が2.0に届かなくなり、人口の減少傾向を懸念し、移民を積極的に受け入れるようになりました。結果、シンガポールでは毎10年単位でみてみると約20%割合で人口増加をしています。
しかし、リーマンショック以降はEP・Sパスなどの就労ビザ同様に PR(永住権 Permanent Resident)の取得も厳しくなってきており、移民受け入れにも厳しい審査を設けるようになりました。
以前は、政府からPR取得のお誘い状が発行されたりと、極めて容易にPRを取得できた頃もありましたが、世界的経済危機の影響やシンガポール国内の世論を受け、現在はPRを取得するのは難易度が高まっています。
今までの収入や年齢の重視から、在星住年数、学歴(大学名から最終学歴なども評価対象)、職種、家族構成なども厳しく審査されるようになりました。
シンガポール政府は国勢調査の結果、新規には年3万人の受け入れと制限し、国全体では50~60万人に抑制にしようという政策を打ち出しています。
また、シンガポールは自国民の出生率を上げ、こどもを育てやすいよう 出産・育児の支援にはさまざまな政策を行っています。「出産お祝い金」「こども育成積立基金」「ベビーボーナス」「施設型乳幼児ケア補助金」「「シングル親への支援」「子どもがいる家庭対象の税制優遇制度」などです。
常にシンガポールでは時代やニーズ、また情勢にあった政策をタイムリーに打ち出し、しっかりと実行します。
時に急激な政策転換や規制に 運営側は対応するのが困難なこともありますが、そのお蔭で、これだけ数の外国人が出入りしていても 国の秩序や統制がきちんととれ、治安や高い教育水準が保たれているのであれば、評価されるべきことなのではないかと思います。
PR取得や就労ビザの厳格化してきたように、教育の現場でも数年前まで許可がおりていた事項や規制も だいぶ変わってきており、現在では叶わないことが多くあります。
もちろん、既存の園を守るため、地域住民の生活をおかさないような規制は当然あってしかるべきだとは思いますが、だんだん地域に根ざした園から、新規の園では商業施設でしか開園がしにくいような流れや制度が多くあるように思います。
たとえ、どんな環境にいようと子どもの本質は変わりません。
今を一生懸命生きる子ども達が輝けるような教育の場をここシンガポールに作ること、そして、一人でも多くのこどもたち、その家族が幸せに子育てができる環境を作っていけるように、また明日からの一週間も頑張っていこうと思います。
【 いろは幼稚園のホームページ 】
http://iroha.sg/
(英語でもご覧いただけます)
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昨日から学び、今日を生き、明日へ期待しよう
Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow.
アインシュタイン
シンガポールは日本と同じように少子化が進んでいますが、1965年にマレー連邦から独立建国した頃は、人口爆発が危惧され、「Two is enough ,stop at two」という出世児数をコントロールするキャンペーンが行われていました。
しかし、1976年以降、出生率が2.0に届かなくなり、人口の減少傾向を懸念し、移民を積極的に受け入れるようになりました。結果、シンガポールでは毎10年単位でみてみると約20%割合で人口増加をしています。
しかし、リーマンショック以降はEP・Sパスなどの就労ビザ同様に PR(永住権 Permanent Resident)の取得も厳しくなってきており、移民受け入れにも厳しい審査を設けるようになりました。
以前は、政府からPR取得のお誘い状が発行されたりと、極めて容易にPRを取得できた頃もありましたが、世界的経済危機の影響やシンガポール国内の世論を受け、現在はPRを取得するのは難易度が高まっています。
今までの収入や年齢の重視から、在星住年数、学歴(大学名から最終学歴なども評価対象)、職種、家族構成なども厳しく審査されるようになりました。
シンガポール政府は国勢調査の結果、新規には年3万人の受け入れと制限し、国全体では50~60万人に抑制にしようという政策を打ち出しています。
また、シンガポールは自国民の出生率を上げ、こどもを育てやすいよう 出産・育児の支援にはさまざまな政策を行っています。「出産お祝い金」「こども育成積立基金」「ベビーボーナス」「施設型乳幼児ケア補助金」「「シングル親への支援」「子どもがいる家庭対象の税制優遇制度」などです。
常にシンガポールでは時代やニーズ、また情勢にあった政策をタイムリーに打ち出し、しっかりと実行します。
時に急激な政策転換や規制に 運営側は対応するのが困難なこともありますが、そのお蔭で、これだけ数の外国人が出入りしていても 国の秩序や統制がきちんととれ、治安や高い教育水準が保たれているのであれば、評価されるべきことなのではないかと思います。
PR取得や就労ビザの厳格化してきたように、教育の現場でも数年前まで許可がおりていた事項や規制も だいぶ変わってきており、現在では叶わないことが多くあります。
もちろん、既存の園を守るため、地域住民の生活をおかさないような規制は当然あってしかるべきだとは思いますが、だんだん地域に根ざした園から、新規の園では商業施設でしか開園がしにくいような流れや制度が多くあるように思います。
たとえ、どんな環境にいようと子どもの本質は変わりません。
今を一生懸命生きる子ども達が輝けるような教育の場をここシンガポールに作ること、そして、一人でも多くのこどもたち、その家族が幸せに子育てができる環境を作っていけるように、また明日からの一週間も頑張っていこうと思います。
【 いろは幼稚園のホームページ 】
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(英語でもご覧いただけます)
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昨日から学び、今日を生き、明日へ期待しよう
Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow.
アインシュタイン
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by irohakids
| 2013-09-22 23:17
| 幼稚園ができるまで
「幼稚園はいつ出来ますか?」「園児募集はなさってますか」というご質問を受けました。
今はまだシンガポールに「日系幼稚園開園する!!」ための取り組み途中ですので、園児募集や詳細についてお問合せいただきましても、現段階では情報の開示ができず、申し訳ございません。
私は これまでに ここシンガポールでおこっている日本人の待機児童のことを知り、敏感期にいる子ども達に教育の機会を作ってあげたい一心で 見切り発車に奔走してまいりました。
いくら 幼児教育の経験があれど、ここは日本ではなくシンガポールで、教育体制も、園の位置付けも、労働基準法から不動産事情まで 全く日本とは性質が異なる国で「幼稚園を開園する」ということは どんなに大変なことか身に沁みてわかりました。
どこから手をつけてもいいかも分からない手探り状態で 不動産業界からフランチャイズオーナー、人材会社、幼児教育施設など ありとあらゆる業界にコンタクトを取り、会い続けてきました。
そして、見えてきたことは、ここシンガポールで「日系幼稚園を開園する」ということは一筋縄ではいかないということでした。
例えば、日本では文部科学省や厚生労働省からの許可、認可がおりると補助金や税制優遇が受けられたり、開園したら、その建物や土地でずっと続けていくことができます。
しかし、シンガポールでは、いくら教育庁の許可がおりたとしても、1ビジネスとして捉えられ、物件においても 高い更新値上げや追い出しを受けることがあるのです。
さまざまな日本との違いやリスクをおかしてまで、「日系幼稚園を開園する」ことについては 随分悩みましたし、何度も何度ももうダメなのではないかと眠れない日もありました。
最後の最後までどうなるのかわかりませんが、今出来ることを一生懸命し、いつか皆さんにもきちんとご報告ができるようになればと思っています。
また この「日系幼稚園」開園に向けて取り組んでいる過程では 今既存にある日系園でもインターナショナル園でも、大変なご苦労をされて今日まで歩んでいらっしゃったということが 少し垣間見れました。
先人の方や現場の先生方のこれまでのご努力のお蔭で こうしてシンガポールの地でも 我々日本人にとって これだけの選択肢が多くあるのだということを知り、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
「通園バスの手配をしてもらって当たり前」「入園準備品についても用意してもらって当然」なのではなく、園側が皆さまがお困りにならないようにと 損得なしに手助けしていることも数多くあることも知りました。
先生方のお仕事や園の取り組みは 目にすることのできるほんの一部でしかありません。
保護者の皆様にも 先生方に感謝の気持ちを伝え 励まし合いながら ご家庭と園とが一緒になって子育て・幼児教育ができるような関係になって欲しいと願います。
【いろは幼稚園のホームページ】
http://iroha.sg
※英語でもご覧いただけます。
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小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています
イチロー(プロ野球選手)
今はまだシンガポールに「日系幼稚園開園する!!」ための取り組み途中ですので、園児募集や詳細についてお問合せいただきましても、現段階では情報の開示ができず、申し訳ございません。
私は これまでに ここシンガポールでおこっている日本人の待機児童のことを知り、敏感期にいる子ども達に教育の機会を作ってあげたい一心で 見切り発車に奔走してまいりました。
いくら 幼児教育の経験があれど、ここは日本ではなくシンガポールで、教育体制も、園の位置付けも、労働基準法から不動産事情まで 全く日本とは性質が異なる国で「幼稚園を開園する」ということは どんなに大変なことか身に沁みてわかりました。
どこから手をつけてもいいかも分からない手探り状態で 不動産業界からフランチャイズオーナー、人材会社、幼児教育施設など ありとあらゆる業界にコンタクトを取り、会い続けてきました。
そして、見えてきたことは、ここシンガポールで「日系幼稚園を開園する」ということは一筋縄ではいかないということでした。
例えば、日本では文部科学省や厚生労働省からの許可、認可がおりると補助金や税制優遇が受けられたり、開園したら、その建物や土地でずっと続けていくことができます。
しかし、シンガポールでは、いくら教育庁の許可がおりたとしても、1ビジネスとして捉えられ、物件においても 高い更新値上げや追い出しを受けることがあるのです。
さまざまな日本との違いやリスクをおかしてまで、「日系幼稚園を開園する」ことについては 随分悩みましたし、何度も何度ももうダメなのではないかと眠れない日もありました。
最後の最後までどうなるのかわかりませんが、今出来ることを一生懸命し、いつか皆さんにもきちんとご報告ができるようになればと思っています。
また この「日系幼稚園」開園に向けて取り組んでいる過程では 今既存にある日系園でもインターナショナル園でも、大変なご苦労をされて今日まで歩んでいらっしゃったということが 少し垣間見れました。
先人の方や現場の先生方のこれまでのご努力のお蔭で こうしてシンガポールの地でも 我々日本人にとって これだけの選択肢が多くあるのだということを知り、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
「通園バスの手配をしてもらって当たり前」「入園準備品についても用意してもらって当然」なのではなく、園側が皆さまがお困りにならないようにと 損得なしに手助けしていることも数多くあることも知りました。
先生方のお仕事や園の取り組みは 目にすることのできるほんの一部でしかありません。
保護者の皆様にも 先生方に感謝の気持ちを伝え 励まし合いながら ご家庭と園とが一緒になって子育て・幼児教育ができるような関係になって欲しいと願います。
【いろは幼稚園のホームページ】
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イチロー(プロ野球選手)
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by irohakids
| 2013-09-11 01:35
| 幼稚園ができるまで
プレスクールの不動産探しは本当に大変である。
これまでにいくつかの候補があがり、現在も交渉を進めている。
が、どこもメリットとデメリットがあり、自分たちでどこまでリスクを取れるかの判断がとても難しい。
いずれは「日系幼稚園開園」のために 日本に残してきたマイホームを売却する予定である。
また、必死に集めた資金でも 不動産交渉は厳しいこともある。
住まい選びと違って、幼稚園の物件探しは何十倍も大変だということが分かった。
これまでにも、国内ありとあらゆるところに足を運んできた。
今、既存の園でもオーナーチェンジを希望している園、HDBの集会場から元小学校のフロア、建築中の商業ビルまで 少しでも目に留まるものがあったらエージェントに連絡し、見せてもらった。
やはり、実際に物件を見せてもらわないと分からないこと、こういう物件だけはやめておこうと気持ちがかたまるところ、エージェント情報の収集など、少なからず得るものがあるからだ。
だが、この暑い気候のなか わざわざ時間を作って行ってみても、希望の物件ではないことが大半で、なかには とても冷淡な対応や足元を見られるようなことを言われることもあり、本当にぐったりする。
そして、以前も書いたが、色々な条件をクリアした物件があったとしても、調べてみると 以前墓地だったところ(シンガポールではこの60年間に4倍近くあった墓地を再開発し、現在残る墓地は60箇所しかないそうです)、人口増加に伴う大規模インフラ整備の地域になりそうな場所だったりすると、諦めざる得ないケースも多々あった。
因みにシンガポールの総人口は
1970年代 200万人
1980年代 240万人
1990年代 300万人
2000年代 400万人
2010年代 500万人
さらに2030年までに総人口600万人にしようと、人口増加を見込んで大規模なインフラ整備や 就業ビザ・永住権などの規制を 厳しくコントロールしている。
話を不動産に戻し、今回探している物件は「教育をする場所」「こどもたちが毎日安心して過ごせる場所」なので、たとえどんな状況にあろうとも この先もずっと従業員と園児たちを守れないような物件・契約であってはならないのだ。
シンガポールでは 日本とは違いオーナーに絶対的な権力があり、オーナーが更新時に25%50%の賃料をあげたいと言われたら それに従わなくてはいけないし、払えないようならば、テナント側はその物件から出ていかなくてはならない。
同様のことが幼稚園でもおこりえるのである。
もちろん、賃貸契約をかわす場合はそれなりの契約書を交わすのだが、ここではそれすらも破棄されたり、ゴリ押しされてしまうことがある。
今回の物件探しで、最終段階まできた物件に関しては 不動産に精通している弁護士の方にもご相談にのっていただいているのだが、その方々は更に細かく確認事項を求めてくることがある。
例えば、土地のオーナーと建物のオーナー、両方との一致した同意の契約だったり、彼らにもしものことがあった場合に備えてご氏族の情報まで求めてきたり、、、、リスクがこんなところまで潜んでいるんか、、と唖然とすることばかりである。
契約社会であっても、いくらでも言い逃れや抜け道があるようなので、ビジネスとして、経営を安定させ、みんなを守っていくためには 細かく対処できないようであれば、10年後20年後も継続して園をしていくこともできないのだと思い知った。
また、住まいとは違い、園として行っていく場合は、水周り、遊具、庭の手入れ、フェンス、内装などの設備すべてを自己負担で改善する必要がある
そして、いくら設備投資をしても、いずれはオーナーが他にいいテナントさんを見つけてきたら追い出される可能性もある。
そんななかで、どのように対処し、契約し、乗り切っていけばいいのか、、、ということを常に悩まされながら、たとえ契約に至ったとしても そのリスクからは今後も逃れることができないのである。
しかも、中国らしいのは、大規模に室内のレイアウトなどを変えたりすると 「風水」的に運気が変わったりするそうなので、そういったことも見てもらった方がいいというアドバイスもいただいた。
あまりにも多くの条件をクリアしなくては物件契約に至れず、難しい問題が多く、悩ましい、、、、
【 いろは幼稚園のホームページ】
http://iroha.sg
(英語でもご覧いただけます)
これまでにいくつかの候補があがり、現在も交渉を進めている。
が、どこもメリットとデメリットがあり、自分たちでどこまでリスクを取れるかの判断がとても難しい。
いずれは「日系幼稚園開園」のために 日本に残してきたマイホームを売却する予定である。
また、必死に集めた資金でも 不動産交渉は厳しいこともある。
住まい選びと違って、幼稚園の物件探しは何十倍も大変だということが分かった。
これまでにも、国内ありとあらゆるところに足を運んできた。
今、既存の園でもオーナーチェンジを希望している園、HDBの集会場から元小学校のフロア、建築中の商業ビルまで 少しでも目に留まるものがあったらエージェントに連絡し、見せてもらった。
やはり、実際に物件を見せてもらわないと分からないこと、こういう物件だけはやめておこうと気持ちがかたまるところ、エージェント情報の収集など、少なからず得るものがあるからだ。
だが、この暑い気候のなか わざわざ時間を作って行ってみても、希望の物件ではないことが大半で、なかには とても冷淡な対応や足元を見られるようなことを言われることもあり、本当にぐったりする。
そして、以前も書いたが、色々な条件をクリアした物件があったとしても、調べてみると 以前墓地だったところ(シンガポールではこの60年間に4倍近くあった墓地を再開発し、現在残る墓地は60箇所しかないそうです)、人口増加に伴う大規模インフラ整備の地域になりそうな場所だったりすると、諦めざる得ないケースも多々あった。
因みにシンガポールの総人口は
1970年代 200万人
1980年代 240万人
1990年代 300万人
2000年代 400万人
2010年代 500万人
さらに2030年までに総人口600万人にしようと、人口増加を見込んで大規模なインフラ整備や 就業ビザ・永住権などの規制を 厳しくコントロールしている。
話を不動産に戻し、今回探している物件は「教育をする場所」「こどもたちが毎日安心して過ごせる場所」なので、たとえどんな状況にあろうとも この先もずっと従業員と園児たちを守れないような物件・契約であってはならないのだ。
シンガポールでは 日本とは違いオーナーに絶対的な権力があり、オーナーが更新時に25%50%の賃料をあげたいと言われたら それに従わなくてはいけないし、払えないようならば、テナント側はその物件から出ていかなくてはならない。
同様のことが幼稚園でもおこりえるのである。
もちろん、賃貸契約をかわす場合はそれなりの契約書を交わすのだが、ここではそれすらも破棄されたり、ゴリ押しされてしまうことがある。
今回の物件探しで、最終段階まできた物件に関しては 不動産に精通している弁護士の方にもご相談にのっていただいているのだが、その方々は更に細かく確認事項を求めてくることがある。
例えば、土地のオーナーと建物のオーナー、両方との一致した同意の契約だったり、彼らにもしものことがあった場合に備えてご氏族の情報まで求めてきたり、、、、リスクがこんなところまで潜んでいるんか、、と唖然とすることばかりである。
契約社会であっても、いくらでも言い逃れや抜け道があるようなので、ビジネスとして、経営を安定させ、みんなを守っていくためには 細かく対処できないようであれば、10年後20年後も継続して園をしていくこともできないのだと思い知った。
また、住まいとは違い、園として行っていく場合は、水周り、遊具、庭の手入れ、フェンス、内装などの設備すべてを自己負担で改善する必要がある
そして、いくら設備投資をしても、いずれはオーナーが他にいいテナントさんを見つけてきたら追い出される可能性もある。
そんななかで、どのように対処し、契約し、乗り切っていけばいいのか、、、ということを常に悩まされながら、たとえ契約に至ったとしても そのリスクからは今後も逃れることができないのである。
しかも、中国らしいのは、大規模に室内のレイアウトなどを変えたりすると 「風水」的に運気が変わったりするそうなので、そういったことも見てもらった方がいいというアドバイスもいただいた。
あまりにも多くの条件をクリアしなくては物件契約に至れず、難しい問題が多く、悩ましい、、、、
【 いろは幼稚園のホームページ】
http://iroha.sg
(英語でもご覧いただけます)

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by irohakids
| 2013-08-19 23:20
| 幼稚園ができるまで
私は母親でもあるので、普段は育児や家事もしています。
子ども達が登園している時間や 夜子ども達が寝静まった後が 開園へ向けての準備の時間になります。
私の夢実現のために、既に多くの犠牲を家族に強いていますが、家族と一緒に入れる時間はなるべく一緒に食卓を囲んだり、子どもたちと遊んだりしたいと思っています。
そのために たいてい夜中に煮物やひじきなどの常備食を仕込み、朝慌てなくてもいいように登園の準備や朝ごはんの下準備まで全てこなすようにしています。
ですので、ほぼ毎日真夜中まで仕事をすることに、、、、、
気力だけでは乗り切れない年齢になってきて、心折れそうな交渉や 初めて経験する取り組みもあったり、学ぶべきことも沢山ありますが、「敏感期にいるこどもたちのために」「シンガポール生活を豊かに過ごせる家族が増えるように」と願って、見えない力に支えてもらって どうにか前進しています。
しかし、週末や平日の夕方以降で どうしても打ち合わせが必要な場合は
HOKEY POKEYという 赤ちゃんから未就学児のみが利用できる室内遊び場のパーティー会場をお借りして行っています。
このHOKEY POKEYは同じにようにお子さまがいらっしゃるお母さま方5名が出資しあって、小さな子ども達が安心して遊べるような場所があったら、、、という願いから、始められたところだそうです。
シンガポールでは赤道に近く、常夏で 日中はとても暑いために 晴れている時でも こどもたちと公園で遊ぶこともままなりません。
なので、こういった室内遊び場がシンガポールのいたるところにありますが、たいてい夕方や週末には小学生のお兄さんたちが激しく走り回ったり、遊んでいて、小さなこどもたちは突き飛ばされたり、ゆっくり安心して遊べないこともあります。
HOKEY HOKEYはこじんまりとした室内遊び場ですが、見渡しもよく、小さな子ども達が遊びやすいように工夫されているので、乳幼児にとっては利用しやすい施設の一つです。
遊具も閉店後に毎日きれいに拭いたり、危なくなっているものがないかとチェックされているそうです。
こういう乳幼児向けの室内遊び場があるお蔭で 私たちも子連れでも仕事の打ち合わせができ、どうにか育児と仕事の両立を図ることができています。
こどもがいると出来ないこと、出来なくなったことを嘆くのではなく、こどもがいたからこそ芽生えた思い、願い、考えを大切にしたいものです。
私もこのHOKEY POKEYというところがあり、ここのシンガポール人のスタッフが私たちの試みについて理解をしていただき、ご協力を得れたからこそ、短い時間でも打ち合わせする時間が持てています。
全ての出会いに感謝して。
【 いろは幼稚園のホームページ】
http://iroha.sg
(英語でもご覧いただけます)
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HOKEY POKEY
HOKEY POKEY紹介サイト (←ここをクリックすると画像が見れます)
場所 Esplanade駅かPromenade駅からすぐ。
PARCOの入ってるMillenia Walkの2階にあります。
対象 赤ちゃん~未就学児
料金 年間会員パス 55ドル
平日:会員 15ドル、非会員 25ドル (時間制限なし)
週末:会員 15ドル、非会員 25ドル (2時間)
(延長料金 1時間 会員6ドル、非会員8ドル)
持ち物 靴下(忘れた場合は有料で靴下の購入が出来ます)
子ども達が登園している時間や 夜子ども達が寝静まった後が 開園へ向けての準備の時間になります。
私の夢実現のために、既に多くの犠牲を家族に強いていますが、家族と一緒に入れる時間はなるべく一緒に食卓を囲んだり、子どもたちと遊んだりしたいと思っています。
そのために たいてい夜中に煮物やひじきなどの常備食を仕込み、朝慌てなくてもいいように登園の準備や朝ごはんの下準備まで全てこなすようにしています。
ですので、ほぼ毎日真夜中まで仕事をすることに、、、、、
気力だけでは乗り切れない年齢になってきて、心折れそうな交渉や 初めて経験する取り組みもあったり、学ぶべきことも沢山ありますが、「敏感期にいるこどもたちのために」「シンガポール生活を豊かに過ごせる家族が増えるように」と願って、見えない力に支えてもらって どうにか前進しています。
しかし、週末や平日の夕方以降で どうしても打ち合わせが必要な場合は
HOKEY POKEYという 赤ちゃんから未就学児のみが利用できる室内遊び場のパーティー会場をお借りして行っています。
このHOKEY POKEYは同じにようにお子さまがいらっしゃるお母さま方5名が出資しあって、小さな子ども達が安心して遊べるような場所があったら、、、という願いから、始められたところだそうです。
シンガポールでは赤道に近く、常夏で 日中はとても暑いために 晴れている時でも こどもたちと公園で遊ぶこともままなりません。
なので、こういった室内遊び場がシンガポールのいたるところにありますが、たいてい夕方や週末には小学生のお兄さんたちが激しく走り回ったり、遊んでいて、小さなこどもたちは突き飛ばされたり、ゆっくり安心して遊べないこともあります。
HOKEY HOKEYはこじんまりとした室内遊び場ですが、見渡しもよく、小さな子ども達が遊びやすいように工夫されているので、乳幼児にとっては利用しやすい施設の一つです。
遊具も閉店後に毎日きれいに拭いたり、危なくなっているものがないかとチェックされているそうです。
こういう乳幼児向けの室内遊び場があるお蔭で 私たちも子連れでも仕事の打ち合わせができ、どうにか育児と仕事の両立を図ることができています。
こどもがいると出来ないこと、出来なくなったことを嘆くのではなく、こどもがいたからこそ芽生えた思い、願い、考えを大切にしたいものです。
私もこのHOKEY POKEYというところがあり、ここのシンガポール人のスタッフが私たちの試みについて理解をしていただき、ご協力を得れたからこそ、短い時間でも打ち合わせする時間が持てています。
全ての出会いに感謝して。
【 いろは幼稚園のホームページ】
http://iroha.sg
(英語でもご覧いただけます)
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HOKEY POKEY
HOKEY POKEY紹介サイト (←ここをクリックすると画像が見れます)
場所 Esplanade駅かPromenade駅からすぐ。
PARCOの入ってるMillenia Walkの2階にあります。
対象 赤ちゃん~未就学児
料金 年間会員パス 55ドル
平日:会員 15ドル、非会員 25ドル (時間制限なし)
週末:会員 15ドル、非会員 25ドル (2時間)
(延長料金 1時間 会員6ドル、非会員8ドル)
持ち物 靴下(忘れた場合は有料で靴下の購入が出来ます)

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by irohakids
| 2013-08-18 23:00
| 幼稚園ができるまで
夢に向かって奔走しています。
実現までは沢山のハードルがありますが、それ以上にやりがいもあります。
1年前はシンガポールに引っ越すとも思っていませんでした。
それに、 自分にこれほどまでのバイタリティがあるとは思ってもいませんでした。
でも、どこにいようが いま置かれている状況で、常に楽しみ、感謝をし、ベストを尽くすのみです。
夢実現の道のりは非常に険しいけれど、一人でも多くの子ども達が笑顔過ごせるようなお手伝いができればと思っています。
海外生活では
日本と比べて 不満を言うのは簡単。
実情を知りもしないで主観的な見方で意見を言うのも簡単。
いくらでも 「しない」言い訳はできるけど、「できる」ための努力や実行は結局自分次第なんだと思います。
この「neverのまとめ」は今の私にピッタリなコラムでした。
NEVERのコラム
【 いろは幼稚園のホームページ】
http://iroha.sg
(英語でもご覧いただけます)
実現までは沢山のハードルがありますが、それ以上にやりがいもあります。
1年前はシンガポールに引っ越すとも思っていませんでした。
それに、 自分にこれほどまでのバイタリティがあるとは思ってもいませんでした。
でも、どこにいようが いま置かれている状況で、常に楽しみ、感謝をし、ベストを尽くすのみです。
夢実現の道のりは非常に険しいけれど、一人でも多くの子ども達が笑顔過ごせるようなお手伝いができればと思っています。
海外生活では
日本と比べて 不満を言うのは簡単。
実情を知りもしないで主観的な見方で意見を言うのも簡単。
いくらでも 「しない」言い訳はできるけど、「できる」ための努力や実行は結局自分次第なんだと思います。
この「neverのまとめ」は今の私にピッタリなコラムでした。
NEVERのコラム
【 いろは幼稚園のホームページ】
http://iroha.sg
(英語でもご覧いただけます)

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by irohakids
| 2013-08-18 22:20
| 幼稚園ができるまで
平日はなかなかパートナーたちと集えないので、週末は貴重な顔合わせの時間になります。
不動産に関しては、おのおのが平日に下見をし、良さそうな物件があれば、週末に皆で見に行くというのを繰り返しています。
どんなにいい物件でも ほとんど交渉に至らないことばかりです。
住宅でも ビルのスペースでも 既存の園でも それぞれにオーナーがいます。
「プレスクール」「幼稚園」というのは‘うるさい’‘汚れる’‘建物がダメージを受ける’‘人の出入りが激しい’などの理由で 断られることもありますし、オーナーにとってみれば テナントは幼児教育の場ではなくても いくらでも選ぶことが出来ます。
「プレスクール」「幼稚園」を開園するにはいくつもの条件をクリアしていないといけません。
もちろん、MOE(教育庁)が許可するようなところでなくてはいけないのは当然のこと、
・水場の確保
・車の出入りするスペースがあるか
・日当たり・風通し
・周辺住民の理解
・非常経路の確保
・セキュリティ
それに加えて、ほとんどのビル、ショッピングセンターでは「プレスクール」「幼稚園」を開園することすら出来なかったり、できる施設でも 1ビルに対して 1園しか出店することができません。
また、そこの場所周辺で大掛かりな工事がないか(通園時に危険がないか、空気汚染や騒音を懸念して)など。
チェック項目は数え切れないほどあります。
そして、たとえ気に入った物件があったとしても、シンガポール政府管轄の土地なら 「そこはローカルのミドルクラスの子を対象にした園にして欲しい」と断られたり、ものすごい高い賃料を請求されたり、、、、、で、なかなか交渉のステージにすらたたせてもらえないことも多々ありました。
(シンガポールでは中心街が高いのはもちろんですが、たとえ郊外や駅から遠かったり、まだ発展途中の土地でも 驚くほど強気の賃料を請求されます。 また、住宅の見学とは違い、対応もとてもシビアです)
今現在も物件を交渉中ですが、最後の最後にサインをするまで、どうなるのか分からないので 今もなお物件の下見は続けています。
今日も日系幼稚園になるかもしれない物件を探しに 3件の下見をしてきました。
そして週末なので、こどものクラスメイトの誕生会に出席し、夜の7時からパートナーたちと打ち合わせを4時間半こなしました。
現在夜中の2時AMですが、これから日本の文部科学省の「幼稚園指導要領」を読破し、それをベースに日本サイドのカリキュラムのベースを作成します。
しかも、当然全て書類は英語で作成します。公の機関であるMOE(教育庁)に提出する書類の一部になるので、きちんとした英語でなくてはなりません(冷汗)
園の教育方針や重きをおきたいことは大まかに決まっているものの、それを文章におこしたり、伝えていくためには、相当の時間を要します。
不動産のこと、MOMのこと、資金のことなどたくさんの課題はありますが、こうして教育のことや こどもたちのことを思いながら作業している時は、原点に戻れ、純粋に「こういう園にしたい」という案があふれ出てくるので、とても充実した時間になります。
今晩もこれから「日系幼稚園設立」に向けて 頑張ります!!
【 いろは幼稚園のホームページ】
http://iroha.sg
(英語でもご覧いただけます)
「幼稚園指導要領」(平成20年度版)
不動産に関しては、おのおのが平日に下見をし、良さそうな物件があれば、週末に皆で見に行くというのを繰り返しています。
どんなにいい物件でも ほとんど交渉に至らないことばかりです。
住宅でも ビルのスペースでも 既存の園でも それぞれにオーナーがいます。
「プレスクール」「幼稚園」というのは‘うるさい’‘汚れる’‘建物がダメージを受ける’‘人の出入りが激しい’などの理由で 断られることもありますし、オーナーにとってみれば テナントは幼児教育の場ではなくても いくらでも選ぶことが出来ます。
「プレスクール」「幼稚園」を開園するにはいくつもの条件をクリアしていないといけません。
もちろん、MOE(教育庁)が許可するようなところでなくてはいけないのは当然のこと、
・水場の確保
・車の出入りするスペースがあるか
・日当たり・風通し
・周辺住民の理解
・非常経路の確保
・セキュリティ
それに加えて、ほとんどのビル、ショッピングセンターでは「プレスクール」「幼稚園」を開園することすら出来なかったり、できる施設でも 1ビルに対して 1園しか出店することができません。
また、そこの場所周辺で大掛かりな工事がないか(通園時に危険がないか、空気汚染や騒音を懸念して)など。
チェック項目は数え切れないほどあります。
そして、たとえ気に入った物件があったとしても、シンガポール政府管轄の土地なら 「そこはローカルのミドルクラスの子を対象にした園にして欲しい」と断られたり、ものすごい高い賃料を請求されたり、、、、、で、なかなか交渉のステージにすらたたせてもらえないことも多々ありました。
(シンガポールでは中心街が高いのはもちろんですが、たとえ郊外や駅から遠かったり、まだ発展途中の土地でも 驚くほど強気の賃料を請求されます。 また、住宅の見学とは違い、対応もとてもシビアです)
今現在も物件を交渉中ですが、最後の最後にサインをするまで、どうなるのか分からないので 今もなお物件の下見は続けています。
今日も日系幼稚園になるかもしれない物件を探しに 3件の下見をしてきました。
そして週末なので、こどものクラスメイトの誕生会に出席し、夜の7時からパートナーたちと打ち合わせを4時間半こなしました。
現在夜中の2時AMですが、これから日本の文部科学省の「幼稚園指導要領」を読破し、それをベースに日本サイドのカリキュラムのベースを作成します。
しかも、当然全て書類は英語で作成します。公の機関であるMOE(教育庁)に提出する書類の一部になるので、きちんとした英語でなくてはなりません(冷汗)
園の教育方針や重きをおきたいことは大まかに決まっているものの、それを文章におこしたり、伝えていくためには、相当の時間を要します。
不動産のこと、MOMのこと、資金のことなどたくさんの課題はありますが、こうして教育のことや こどもたちのことを思いながら作業している時は、原点に戻れ、純粋に「こういう園にしたい」という案があふれ出てくるので、とても充実した時間になります。
今晩もこれから「日系幼稚園設立」に向けて 頑張ります!!
【 いろは幼稚園のホームページ】
http://iroha.sg
(英語でもご覧いただけます)
「幼稚園指導要領」(平成20年度版)

▲
by irohakids
| 2013-08-18 01:12
| 幼稚園ができるまで