シンガポールで日本語と英語のバイリンガル教育を行っております。是非一度当園にご見学にお越しください。


by irohakids

三つ子の魂百まで

幼児教育に携わっている者にとっては、このことわざは身にしみて感じます。

特に受け持った子どもたちが成長した姿を見ると、更にその思いは強くなります。

乳児期は生活全般にわたって養育者によるお世話が必要になります。

幼児期になると、社会生活をしていく上で必要とされる食事’‘睡眠’‘排泄’‘着脱衣’‘清潔などの基本的生活習慣の自立、つまり身の回りのことが自分自身でできるようになることが大切になってきます。

こどもたちが身体的発達や理解力を見ながら、それぞれの発達に合わせて最適な時期に しっかりと生活習慣の援助をしていく必要があります。

また、こどもが自分でやりたいと思う気持ち(自立心)や自分でやれた喜び(達成感)を育てていくことが大切になります。


いろは幼稚園では、基本的な生活習慣(歩行、着脱、食事、睡眠、排泄、清潔など)を身につけることができるよう、慈しみと愛情をもって関わり、お子様を援助してまいります。

<日本的な生活習慣としつけ>

・自分の荷物を自分で持つ
・借りたものは返す

・トイレで用をたしたら紙で拭く
 
自分に非がある時は謝る

・こぼしたら拭く
・物を受け取る際は両手で受け取る

・床に座る時は体育座り(あぐらではない)
 ・公共の乗り物では降りる人が先

列に並ぶ

・洋服などはたたんでしまう   
 
道路を渡る際は信号を利用する

・立ったら椅子はしまう
使ったものは片付ける

・人のものはとらない

・食べる前には「いただきます」食べ終わったら「ごちそうさまでした」と挨拶をする

(勝手に食べ始めず、みんなが揃ってから食べる)

<諸外国での生活習慣>

・食器を持ち上げずに食べる
・つばをはく

・裸足で外を歩く
・手を洗った後は自然乾燥

・食事中にゲップをする

・脱いだ服は畳まずにしまう
・ご飯を必ず残す(完食しない)

他にも「はい」「いいえ」の答え方や食事のマナーや栄養面の意識の違い、礼儀やしきたり、人との接し方、挨拶の仕方、ジェスチャーの意味など ありとあらゆることが違います。

こどもが小さいければすぐに環境に慣れるから、せっかく海外にいるのだからローカルの園でも経験をさせたいとお思いになられることもあるでしょう。


そういったお考えもあるかと思いますが、そうした際にはしっかりとご家庭でフォローができるのか、実際に園でどういったことが行われているかをきちんと把握せずに預けてしまいますと、学童期では修正が難しいような生活面、人間関係でのトラブルがでてくることもあるようです。

実際にある調査で、帰国子女であるこどもたちが本帰国をしたり、日本人社会に入る際に どういった問題があるかについてのレポートがありました。

こどもが幼児期に毎日毎日の生活習慣で身につけたことや 環境で見聞きしたことが 当たり前のこととして育ってきた子どもたちは、学習面(ことば)の問題よりも そういった習慣・常識の違い、教育の在り方に戸惑い、ギャップに苦労するようです。
(例: 謙虚さを美徳と知らないこどもたちは‘はっきりと意見を言うこと’が相手を思いやることであるという認識のために誤解を招くこともあります。)

多民族国家のシンガポールは多文化に対して寛容で、様々な人種や国籍の人たちがうまく共生していますが、日本人社会ではまだそういったことを個性として受け入れてくれるのか、非常識として排他されるのか、適応が難しいこともあるようです。

そうした習慣は一昼夜にして身につくものではありません。
毎日の園生活で幼児期の経験や身に付いたことは一生涯にわたり、人格形成の基礎となり、こどもたちがこれから歩んでいく土台を作る時期なので、そういったリスクや現実も親としてしっかりと把握する必要があると思います。  

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by irohakids | 2014-01-03 23:42 | メッセージ