シンガポールで日本語と英語のバイリンガル教育を行っております。是非一度当園にご見学にお越しください。


by irohakids

ごはん

「乳幼児期に培われた味覚や食事の嗜好、食習慣はその後の食習慣にも大きな影響を与える」ということを 頭で理解していても、普段、どの程度意識して、食事をしているでしょうか。

実生活では、小さな子どもたちを連れて、暑いなか買い物へ行き、子どもをみながら 長時間調理することが難しいこともあります。
結果、簡単に調理できるもの、便利な調味料や食材ばかりを使った献立になっている傾向にあると思います。

「食事」はこどもたちが毎日口にするものです。
その「食事」がこどもたちの身体を大きくし、めまぐるしく発育する身体を支えています

また、「食事」は‘文化’を伝えたり郷土愛を育てるものです。
毎日の食卓で'食文化’を伝承していかなければ、子どもたちに受け継いでいくことはできないのです。

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私は以前「日本味覚教育協会」の会長をなさっていらっしゃる内坂芳美先生のもとでお料理を習っていたことがありました。

先生は1990年代から何度もフランスに訪れ、現地の学校で行われているa0318155_2112387.png「味覚教育」「栄養教育」を視察なさっていらっしゃいました。

美食の国フランスでも 近年共働きの親や 子どもたちも多忙なスケジュールなために 家族でゆっくり食卓を囲むことが減ってきたそうです。 
そのため、こどもたちはバケットに板チョコをはさんだものを食べていたりと 子どもたちの食環境がおざなりになっていることを危惧したシェフらが「味覚の週間」という運動をはじめたそうです。

現在、日本でも内坂先生に賛同してくださったシェフの方々、多くの企業に支持され、広く全国にその取り組みが行われるようになってきました。
2005年には「食育基本法」が成立し、多くの教育現場でもさまざまな取り組みが行われるようになりました。

各ご家庭でも「栄養バランス」「食品添加物」「食習慣の確立」「家事のお手伝い」「食事のマナー」「食材・食品選び」などを意識されて、毎日の食事をご用意されていらっしゃるのでしょう。

しかし、その「食事」の時間にテレビをつけながら食事を食べていたり、こどもだけ食べさせて親は一緒に食卓についていなかったり、こどもが食べている食材や料理について学ぶ働きかけがなかったり、、、、


「食事」は単に栄養をとるだけのものではなく

「1日3食、規則正しく食べる」ことにより 基本的生活習慣が身につきます。

「家族や友人と共に食べる」ことにより 人との関わりを学びます。

「さまざまな食体験をする」ことにより 食文化や栄養・自然について学びます。


この乳幼児期にとどまらず、生涯にわたって「食事」に対する高い意識を持てるよう、園と家庭とが一緒になって「食育」について考え、学び、実際に実践していけるように取り組んでいきたいと思っています。


こどもたちの大好きな「食事」の時間がより充実したものとなることを願って。


「味覚の一週間」

【 いろは幼稚園のホームページ】
http://iroha.sg
(英語でもご覧いただけます)

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by irohakids | 2013-08-24 02:11 | 幼児教育