シンガポールで日本語と英語のバイリンガル教育を行っております。是非一度当園にご見学にお越しください。


by irohakids

教師として母として思うこと

昨年、ここシンガポールで「モンテッソーリ教育のアジア大会」が行われました。

私は大会以前に、主催者であるMs.Charmaine Sohの講義を受けたことがあり、先生の人柄と情熱、また時代や地域に合った柔軟な考えに触れ、感銘を受けました。
また、モンテッソーリ教育の発展のために世界中でご活躍されていらっしゃる先生にも関わらず、私がシンガポールに越すにあたり、ご相談にものっていただきました。

その先生が主催されたモンテッソーリ教育のアジア大会では ロシア、イギリス、アメリカ、アジア諸国の9カ国の先生方による講演が行われました。
(日本からは相良敦子先生、松浦公紀先生の講演が行われました)

大会では アジア各国の取り組みや バイリンガル教育や文化教育についても モンテッソーリ教育の視点からの研究発表があったりと、とても内容が濃い講義ばかりでした。

基になるマリア モンテッソーリの理念や理論を研究、発展させながらも、各国、各園の状況、一人ひとりの子どもたちに合わせて 歴代の先生方が柔軟に 地道にモンテッソーリ教育を実践していって下さったこそ、100年以上前に始まったモンテッソーリ教育が 今日に至るまで 受け継がれているのだと 改めて気づかされました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「モンテッソーリ教育アジア大会」を終えて、思うことがありました。

もっと日常の保育の取り組みやその意図をオンタイムで伝え 園と家庭の共通理解をはかり、相互に取り組んでいくけるような体制作りができないのだろうかと。

例えば「モンテッソーリ教育」は 本で理論を読んだだけで 実践できるものではなく、また、こどもたちが教具や教材を決められた時間内だけやっていればいいものではないのです。 

日常生活の場面においても、子どもに声をかけるタイミング、かける言葉も、環境設定、年齢や興味にあった準備など、多岐にわたり配慮が必要で、奥の深いものなのです。

各園ではさまざまな園方針や教育法を取り組みが行われていますが、どこまで父兄が理解しているでしょうか。 
教育論については専門的なこと、具体的なことまでお伝えするのは難しいのかもしれません。

しかし、各園が両親教育や情報発信を積極的に行い 園⇔家庭が一体になって 幼児期のこどもについて理解を求めていくことは、こどもの健全な成長の手助けに繋がることだと思います。

近年、さまざまな媒体からの情報が 学術的には何の根拠のないことでも あたかも正しい育児の示唆として流れていることがあります。

情報過多な社会により、こどもたちを取り巻く環境も よりよいサービス/教育/環境を望み過ぎる傾向から 最も大切な子どもの気持ちや毎日の生活がおざなりになりがちです。

時代や文化、環境が変わっても 子どもが持つ本質は変わりません。

大人は子どもの「生きる力」を信じ、成長に合った関わりをし、しっかり地に足の着いた生活こそが大切だと この大会を通じ改めて思いました。

「モンテッソーリアジア大会 2012年 in シンガポール」

【 いろは幼稚園のホームページ 】
http://iroha.sg/
(英語でもご覧いただけます)


a0318155_115287.jpg

[PR]
by irohakids | 2013-08-22 01:15 | メッセージ