<   2013年 12月 ( 6 )   > この月の画像一覧

日本の絵本・外国の絵本

a0318155_17483498.jpg


ご家庭には 日本の昔話や神話、図鑑だけではなく、翻訳された世界中の童話やさまざまな作者の絵本、こどもたちの年齢や興味にあった絵本を揃えていらっしゃることと思います。

保育の中でも 絵本はただお話を読むだけではなく、何かの導入として取り入れたり、説明のツール、こどもの想像力を養う教材、道徳教育の実践、こどもの気持ちを代弁するもの、社会のルールを示すものとして使うことがあります。

いろは幼稚園にも既に何百冊もの絵本を所蔵しておりますが、その目的によって その絵本はいくらでも必要になってきますので、これからもまだまだ揃えていきたいと思っております。

話はそれましたが、普段絵本の読み聞かせをする際に ご家庭ではあまりその出版会社や絵本のルーツ、また絵本作りの手法、作者名、画家名、翻訳者名、原著発行国などを意識されることな少ないかもしれません。

また、絵本というのは 同じ「ももたろう」という話でも 出版社や作家のことばの選び方や絵の描き方により、その印象やメッセージ性などは異なってきたり、読み聞かせができる対象年齢も変わってくることもあります。

 
他にも 絵本がうまれてきた歴史的背景や地域や国柄、気候や地政学的要素によっても 主人公の年齢、性格からストーリー展開は大きく変わってきます。


下記に代表的な日本の昔話と諸外国の代表的な絵本とその特色を大まかにまとめてみました。
ご参考までにお読みください。

<日本>
ももたろう、浦島太郎、かさじぞう、はなさかじいさん、おむすびころりん、こぶとりじいさん など

<イソップ、アンデルセン、グリム童話>
アリとキリギリス、おおかみ少年、うさぎとカメ、ヘンデルとグレーテル、7匹の子ヤギ、金のおのと銀のおの など

日本のお話は「まず最初に善行を積み重ねましょう」「見返りを期待せず、純粋に相手のことを思い実行する」文化で、他にも協調性や謙虚さを美徳とする話が多くあります。

それに対して、ヨーロッパのお話では「リスク管理」や「因果応報」の発想をもとにしているものが多くあります。

それは、日本は島国で農耕民族であったのに対し、陸続きの国では歴史的侵略され続けてきたり、自然が厳しいところから生まれたお話しでは生きるための術がストーリーとなり語り継がれてきたものもあるようです。

こうした絵本だけをとってみても、お話しがどこに起因するかを考えたみたり、国民性や地学的な違いを感じ取れるのは面白いものですね。



【 いろは幼稚園のホームページ 】   
http://iroha.sg/
※英語でもご覧いただけます
[PR]
by irohakids | 2013-12-25 17:59 | 幼児教育
「日本のよさ」「日本人のよさ」

日本には美しい四季の移り変わりがあります。
そのため、さまざまな風景が楽しめたり、お花見やお月見など四季に関連した伝統行事も多くあります。

しかし、世の中が便利になったり、常夏の国に住んでいると季節感を味わうことも少なくなり、そうした日本の年中行事も簡素化されたり、体験したことすらないこどもたちもいます。

せっかく日本人として生まれたのですから、いろは幼稚園では日々の生活や保育の中でも実践し、日本人としてのアイデンティティを育てていきたいと思います。


そこで、日本人の特色と言われる「日本人のよさ」はどのようなところか調べてみました。

・勤勉
・礼儀が正しい
・教養が高い
・引き算で物事が考えられる
・秩序を守る
・忍耐強さ
・団結力や責任感の強さ
(対極として 一人一人は優秀でもチームワークができない。利己的)
・相手の気持ちを尊重し行動することができる
・協調性

など

こうした日本人のアイデンティティというのは日本の風土のなかで育まれてきたものです。

実際にシンガポールのような海外生活をしていく上では、日本とは違う気候や制度、国民性のなかで上記のようなことを育てようとするのは容易ではありません。

必ず周囲にいる大人が日々の生活のなかや保育の中で 常に高い意識を持って接していかないと いくら日本人が子育て、保育をしていたとしても こどもたちのなかに根づかせることはできません。

「臨界期」「敏感期」にあるこどもたちは 周囲にある事象や環境に順応していくので、何もしないで 海外で子育てをしていくと こどもたちは帰属するルーツも知らず また 日本文化を異文化として捉え、日本人としての感性や美徳が磨かれることがなく育つことになります。

幼児期の頃の記憶は忘れてしまっていると思っても、しっかりと残っているものです。

大人になり、父・母となって、今度は自分たちが子育てをする段階になり、昔歌った童謡や、読んだ記憶のある絵本、伝承遊びに再び出会うこともあるかと思います。

その懐かしさや記憶というのは 小さい頃に繰り返し繰り返し親しんでいたからこそ、しっかりと身について、人格形成の基礎となり、支えてくれたものなのです。

しかし、その土台が異文化の教育や習慣、年中行事がもとであったとしたならば、どうでしょうか。
こどもたちが育った時にそういった経験が組み込まれていなければ、文化や習慣の伝承は途絶えてしまいます。


バイリンガル教育、日本人のアイデンティティを育てるというのは一昼夜にして育つものではありません。

いろは幼稚園では シンガポールという海外で子育てをしているからこそ、日本とシンガポールを愛し、応援していけるような教育をしっかりと実践していきたいと考えております。


【 いろは幼稚園のホームページ 】   
http://iroha.sg/
※英語でもご覧いただけます


a0318155_1775889.jpg

[PR]
by irohakids | 2013-12-25 17:10 | メッセージ

クリスマスギフト

a0318155_13473357.jpg

今日も黙々と仕事をしていると こんな素敵なクリスマスプレゼントが届きました。

私たちが英語の教育提携をしているBlossom Edugroupの皆さまからいただきました。
この師走の気忙しいなか、こうした相手を思う贈り物をいただくのは嬉しいものです。

今日はいろは幼稚園がそのBlossom Edugroupとの出会いについて書きたいと思います。

私が幼稚園の開園を決心する前、何ヶ月もの時間をかけてシンガポール国内のありとあらゆる教育機関に足を運び、実際に施設を見学させていただいたり、経営者や園長先生、関係者の方々とお話しをさせていただきました。
その過程のなかに、Blossom Edugroupのグループプリンシパルとの出会いがありました。


シンガポールには総人口540万人と言われていますが、その中で日本人は3万人弱しかいません。
その日本人を対象にしたサービスや日本語で得られる情報は 時として とても偏りがあったり、売り手市場のために質がよくないものもあります。

同様にシンガポールには素晴らしい幼児教育の施設や園がたくさんあるのにも関わらず、今まで一度たりとも園紹介で取り上げられることがないところも多くあることに気づきました。

また実際にシンガポールでワークショップや研修会に参加してみると 耳にしたことがなかった園の熱心な保育者に出会うことができたり、さまざまな取り組みをしている園があることが分かりました。

そこで、独自に調査をし、しっかりとそれぞれの園を自分の目で見て、実際に話しを聞いて、足を運んでみることにしました。

たいていの園では日本人を対象に、しっかりとしたバイリンガル教育を行いたいという話をすると園の傘下に入ることを勧められたり、フランチャイズ園として展開し、日本語クラスを設けたらいいのではないかという話になりました。

しかし、私は海外に住んでいるからこそ、しっかりと意識を高め、子どもたちに日本の文化を伝えていったり、日本的なマナーや相手を思う心を育んだり、言語教育についても取り組むべきだと思うので、日系園としてのこだわりを妥協することができませんでした。

その中でBlossom Edugroupは私たちの思いを汲んでくださり、今シンガポールに住んでいる日本人のこどもたちが一体どういった状況にあるのか、日系園や日本語クラスのある園での取り組みの実態などもしっかりと理解してくれた上で、一緒に歩むことを決意してくれました。

そして、シンガポールの経済発展を支えてきた英語教育がいかに多民族の人に受け入れやすいように研究実践されてきたのかを教えていただき、これからは日本人のこどもたちにとっても、クラス担任の力量に左右される保育運営や英語教育ではなく、実績を元にこどもたちに合ったカリキュラムを一緒に作成していこうということになりました。

実際に一緒にお仕事をしてみて、とても誠実で熱心なグループプリンシパルで 私たちが開園をするにあたり、とても親身になって相談にのってくださったり、またBlossom Edugroupの職員もみなさん専門性が高く、人柄がいい方ばかりで、本当にこのような園と共に歩めることに幸せを感じております。

シンガポールという異国のなかでが外国人である私たちを温かく迎え入れてくれて、柔軟に対応してくださる園に感謝しつつ、私たちも日系園としてシンガポールの幼児教育にアプローチできていけるよう これから精進してまいりたいと思います。

【いろは幼稚園のホームページ】
http://iroha.sg/

[PR]
by irohakids | 2013-12-20 13:51 | ありがとうございます

英語教師について

 ここシンガポールというアジア圏にお住まいの方でも、ネイティブ=白人という視点で先生方を評価していらっしゃる方が多くいらっしゃいます。

 アジア諸国の中にも 英語を公用語とし、しっかりとした英語教育を受けてきていらっしゃる人が大勢いらっしゃいます。

 シンガポールにおいては、1970年代から国をあげて英語教育に力を注ぎ、研究と実践を重ねてきました。
(日本では初等教育で英語教育が始まったのは 2011年からです)

 
 シンガポールで話されている英語をその発音や独自の単語について揶揄する発言を耳にする度に心を痛めます。
 
(私たち日本人でも話しことば、書きことば、ビジネスで使用する日本語を使い分けるように、英語でも同様に みなさん、いつもシングリッシュを使っているわけではありません)

 同じ英語でもそれぞれの母国語の影響を受けて、アクセントや発音に特徴がある場合があり、聞き取りにくかったり、理解しにくい場面もあるのだと思います。
 
 しかし、そういったことで、同じアジア人である人を見下げたり、一緒くたに評価するのは残念に思います。

 確かにご父兄からのそういった要望に応えるために、一部の園や教室では教師の資格もない方にお授業をお願いしているところもあるようです。

 しかし、日本人でお子様を育てた経験がある方が、他の国に出て、多国籍の子どもたちに日本語のお授業をしたり、毎日保育ができないのと同じようにいくら英語を母国語をしている方からの求人応募があっても、いろは幼稚園ではきちんとした幼児教育のバックグランドがない方には大切な子どもたちの命を預け、担任として保育をお任せできないと考えております。

 もしかしたら、大きなフランチャイズのお教室で、時間限定、週に数回、決められたマニュアルや教材があるところでは見た目や国籍を採用基準に入れ、お仕事をすることも可能かもしれません。

 しかし、幼児教育というのはとても奥が深く、専門性の高い職だと考えていますので、きちんとお一人お一人の経歴や国籍だけではなく、教師としての実力や幼児教育に対する熱意などもしっかりと判断した上でお雇いをしております。
 
 保育というのは単に子どもたちを預かり、一日遊んでいればいいというものではなく、毎日いくつもの領域の学習を取り入れ、週案、月案を立てながら 中長期の子どもの健やかな成長を見越して、さまざまな保育を展開していきます。

 今回 いろは幼稚園ではきちんとしたバイリンガル教育を実践するために、Blossom Edugroupと英語教育の提携をし、それぞれの教科をしっかりと行っていくだけではなく、日本語教師であっても英語が話せ、きちんと担任同士が連携を取れる教師をお雇いしています。

 また、シンガポールにあるインターナショナルスクールで英語を第二言語として学んでいるネットワークに属し、研修会でそれぞれの園での取り組みを学び合い、課題研究を行っていくことにより、日本語と英語でどのような保育をしていくのが子どもたちにとって最適かを常に意識して保育で実践していけるかというところまで考えております。

 先生方にもそういった教育を実践していけるだけの人を厳選して、担任をお持ちいただきます。

 そのため、現在素晴らしい先生方にお集まりいただいております。

 先生方にはそれぞれ専門性をお持ちでいらっしゃいますので、お互い学び合い、よりよい保育の実践をしていきたいと考えております。

【 いろは幼稚園のホームページ 】   
http://iroha.sg/
※英語でもご覧いただけます



a0318155_9441487.jpg


※保育室内の一角です。
[PR]
by irohakids | 2013-12-16 01:43 | メッセージ

第一回説明会

本日第一回目の説明会を致しました。
本園までお越し下さり、ありがとうございました。

私たちは日系幼稚園として、日本人のお子さまに日本のしつけ、ご挨拶、相手を思いやる気持ち、日本語教育、体操(背の順、並び方から鉄棒、縄跳びなど)など 日本の幼稚園としての役割もしっかりと行っていく予定です。

今後も皆さまのお越しをお待ちしております。

【 いろは幼稚園のホームページ 】   
http://iroha.sg/
※英語でもご覧いただけます


a0318155_2016482.jpg

[PR]
by irohakids | 2013-12-14 20:14 | お知らせ

内装工事が完了しました

日系幼稚園を開園するにあたり、ありとあらゆる業者、企業、専門家の方々とのコネクションを作ってきました。

例えば 不動産会社ですと何十社とやり取りをし、実際に何十もの物件を見て、物件だけではなく周りの環境を調査をしたり、様々な条件を確認し、実際に交渉や手続きを始めても、途中で話がダメになることも多々ありました。
どんなにいい担当者にあたっても、ご縁がなかったり、好意的ではない担当者でも、いい物件ならば食い下がって交渉することもありました。

同じように結果的には各業種で1,2社としか取引を行わないとしても それまでにそれぞれ何倍もの会社や人に会い、実際に話を進めていくことにより、信頼関係を作り、お付き合いをスタートさせていただくことができます。

お蔭さまで 本園は素晴らしい業者や担当者の方に出会うことができ、尊敬する教育者、専門家に恵まれました。業務を行っていく上で そういったサポートがあるのはとても心強いことです。

しかし、本当にこれまで色々とあり、時にその理不尽さに涙が止まらなくなることもありました。

幼稚園の内装工事でも 専門の日系会社であるならば スケジュールをすべて組み、工事が既にスタートしている段階でドタキャンをされたらどんなにこちらが困るか分かっていて、内装工事の受注のお断りをされたこともありました。

同じ日本人の子どもたちのために、いい幼稚園を作ろうとこれまで一生懸命してきましたが、その対応をしてきたのが日系企業だっただけに余計悲しい気持ちにもなりました。

しかし、そんな時でもお付き合いのあったYM PROJECTSというローカル会社が助けてくれました。

YM PROJECTSは困っている時、細部の修正、突然の追加工事注文などでも すぐに迅速にプロフェッショナルな対応をしてくれ、色々なアドバイスをしてくれたり、現場の方々にも的確に指示を出してくれたり、毎日現場に寄って作業を確認したり、ドタキャンされた業者の業務を引き受けてくれ、限られた期限の中で夜遅く休日返上で応してくれたりと感謝してもしきれないほど 本当にきめ細やかに対応をしてくれました。

もちろん、ビジネスだからしてくれることもあるのかもしれませんが、YM PROJECTSの方々は本当に顧客の声に応えようとしてくださる姿勢がいつも伝わってきました。

また、YM PROJECTSのスタッフ一同が常に目を配ってくださるお蔭で その取引業者の方々も きちんとした対応をしてくれるところばかりでした。

誠実に働く人の周りには 常に同じように高い志の方や専門の人たちが集まるのだということを ここでも見せてもらいました。

いろは幼稚園はYM PROJECTSの内装工事のお蔭で素敵な幼稚園になりました。

内装工事が予定より遅れてしまったため、まだ外壁などの工事が終わっておりませんが、いずれ子どもたちが通ってきてくれる際には心地よい空間になるようこれから準備を進めていきたいと思います。

是非、皆様のお越しをお待ちしております。

a0318155_232267.jpg

※画像のお花はYM PROJECTSからいただきました。
YM PROJECTSの皆さん、本当に本当にありがとうございました。


【 いろは幼稚園のホームページ 】   
http://iroha.sg/
※英語でもご覧いただけます
[PR]
by irohakids | 2013-12-08 02:32 | 幼稚園ができるまで