カテゴリ:シンガポールの幼児教育事情( 6 )

英語教育

「小さい頃から英語に親しませておきたい」「将来英語で苦労させたくない」「小学校の英語で遅れをとってはいけない」など いま英語教育に対する思いのある父兄も多いのでしょう。

こどもたちの将来や英語教育のために、それらの願いをきちんと受け止めるところを見つけたいとお探しになることと思います。

しかし、その際には 現実にこどもたちのことを第一優先に考えず、経営している園やお教室が多くあるということも念頭におかねばなりません。

日本人が海外で日本語教師で働く場合は 長期の日本語教師養成講座を受講し、試験を受けたりと大変ですが、英語の語学学校や英会話教室で働いている講師のなかには きちんとした資格や教育、経験を持っていない人もいるそうです。

しかし、何故そういった人が こどもたち相手にREADINGプログラムなどを何故担当していけるのかというと

 英語=ネーティブの先生=白人=アジア圏ではない国籍

といった保護者の要望やイメージに応えるために、経営者が素人同然の先生をお雇するケースがあると伺いました。

実際に英語教育といっても ‘バイリンガル教育’‘Audio-Lingual Method’‘Communicative Language Teaching’‘イマージョン・プログラム’‘ International Baccalaureate’‘Phonics’など さまざまな教育法や学習法があります。

また、資格やお教室にいたっても、多岐にわたる選択肢があり、実際の学校や先生方の実態まで踏み込んで判断し、決めることは難しいかもしれません。

しかし、まったく馴染みのない言語を学ぶ際に、どのような学習方法であれ きちんと受けているものを理解し、それにあった対応をできなければ、身につくものもみにつきません。

ましてや、担当する先生が幼児教育の理解もない、指導力もない先生であるとしたら どうでしょうか。

こどもの発達や年齢、興味に合わせて カリキュラムもたてられないようであれば、いくら母国語が英語の人でもまったく意味がありません。

以前、語学の先生をしている方に どのような訓練を受けてきたかと伺ったことがありました。
その方は英語の文法や指導法を学ぶ以前に、自分たちが全く知らない民族の言語を習得するところからレッスンが始まったとおっしゃっていました。
実際に自分もゼロから学ぶことを経験することで 相手の気持ちが分かったり、語学習得に大切なことなどにも気付くことができたそうです。

アジア圏にも英語を母国語とする国はたくさんあり、そこでしっかりとした英語教育や幼児教育を受けてきた先生方が大勢いらっしゃいます。しかし そのような先生方が軽視され、国籍や見た目の印象で ふさわしくない人材が重宝がられる傾向のあるというのは 本末転倒なような気がしました。

私たちの園では 日系幼稚園を開園するにあたり、シンガポールのある教育機関とともに、日本人のこどもたちに合った英語のカリキュラムを研究し、実践していきます。

授業ごとに改善すべきは改善し、足りない点は重点的に繰り返せるようフィードバックをしながら、しっかり幼児期に英語の力を身につけられるようなプログラムをカスタマイズし 行っていきたいと思います。
また、こどもに対する理解の深い先生方に受け持ってもらおうと思います。

英語を習得するためには 「クラスに英語の先生がいれば話せるようになる」「シンガポールに住んでいれば大丈夫」ということはありません。

語学教育というものは奥が深く、またデリケートなものです。
ただ、楽しいだけ、学ぶだけ、その環境にいるだけでは、英語を使えるようにはなりません。

まして、小学校にあがった際には「英語そのものを丁寧に学ぶ」段階から「英語をもとにさまざまな学習をついていく」ようになりますので、きちんとした語彙、表現力、聞き取りなど 幼児期にしっかりとした土台になければ、インターナショナルスクールやローカル校に行くことは難しいでしょう。

そのため、そのような選択肢をお考えになる場合には こどもの頃から 英語を学ぶためのしっかりとした意識と 正しい指導ができる先生やカリキュラムが不可欠になると考えます。
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by irohakids | 2013-10-07 05:07 | シンガポールの幼児教育事情

シンガポールの祝日

a0318155_283524.jpg多民族国家のシンガポールでは 民族間の融和・共存のためにお互いの信仰や儀礼の尊重がされています。

<宗教信仰構成>
仏教徒 33%
キリスト教徒 18%
イスラム教徒 14%
道教徒 11%
ヒンドゥー教徒 5%
その他

シンガポールでは、日本ではあまり馴染みのない祝祭日も垣間見ることができます。
ラマダンの時期には特別メニューがレストランにでてきたり、お店でも提灯やお菓子が出回っていたり、さまざまな装飾や行事が見られます。

各園でも、ナショナルデーでは「赤と白の服を着て登園」というお便りをもらったり、各国の踊りやお話しを聞き、工作をしたり、歌ったりと シンガポールの祝日を祝う機会があります。

海外で生活しているからこそ こうした異文化に触れられ こどもたちも貴重な体験できます。 


1月1日 New Year's Day
太陽暦の新年。シンガポールでは連休はなく、1日だけ祝日となります。

2月Chinese New Year (旧正月)
旧暦の正月を祝うもので、中華圏で最も重要とされる祝祭日。中国語で「春節」とも呼ばれます。
中国系が約75%をしめるシンガポールでは、最も盛大な行事の一つです。
街中が赤を基調とした正月飾りで彩られます。

4月 Good Friday (聖金曜日)
イエス・キリストが十字架にかけられ その受難と死を記念する日です。
復活祭(イースター)前の金曜日です。

5月1日 Labour Day (メーデー) 
労働者の日です。

5月 Vesak Day 
釈迦の誕生を記念する仏教の祭日です。旧暦で4月最初の満月の日にあたります。
仏教徒にとっては一番大切な日とされ、日本では「花祭り」と呼ばれ、4月8日に釈迦誕生祭を祝います。

8月 National Day (独立記念日)
シンガポールがマレーシアから分離独立した日です。
記念式典や花火、戦車のパレード、航空ショーなど 国をあげての大イベントが催され、更なる発展を祈念します。

8月 Hari Raya Puasa
イスラム教徒がラマダン(断食)明けを祝う日です。
イスラム暦の10月1日に行われ、イスラム教最大の祭りとなります。
(イスラム教では1年を10ヶ月に分けます)
Hariは'日'、Rayaは'偉大な'、Puasaは'断食'という意味です。

10月 Deepavali
ヒンドゥー教徒にとって最も盛大な祭りの日です。
ラマダン(断食)明けの行事の一つで、ヒンドゥー教徒の正月にあたります。
別名「光の祭典」とも呼ばれ、サンスクリット語でDipaは'Lamp',awaliは'row,line'を意味し、善の象徴でもある光の神クリシュナが、悪のナラカスラに勝利したことを祝う祭りです。

11月 Hari Raya Haji
イスラム教の祝日で「メッカ巡礼祭」または「犠牲祭」とも呼ばれます。
イスラムの世界ではEid Al-Adhaと呼ばれ、ヒジュラ暦の12月10日からメッカに向かって歩く巡礼の最終日にあたります。
羊や牛の肉を奢り、貧しい家庭にも分け与える「喜捨」が行われます。

12月25日 Christmas
イエス・キリストの誕生日です。各所で嗜好をこらしたイルミネーションが飾られます。

※日付のない祝祭日は毎年変動します。


【 いろは幼稚園のホームページ 】
http://iroha.sg/
(英語でもご覧いただけます)
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by irohakids | 2013-09-19 02:20 | シンガポールの幼児教育事情

シンガポールの年中行事

多民族国家であるシンガポールでは、さまざまな民族が融和し、共存しています。
祝日や年中行事は、その民族や宗教の多様性をよくあらわしています。

シンガポールの代表的な年中行事をご紹介いたします。

1) Thaipusam  (タイプーサム)
2) Chinese New Year (旧正月)
3) Chingay Parade (チンゲイ パレード)
4) Singapore Triathlon (トライアスロン)
5) Good Friday
6) Qing Ming Festival (清明節)
7) Vesak Day (べサック デー)
8) Dragon Boat Festival
9) National Day
10)Festival of the Hungry Ghosts (中元節)
11)Hari Raya Puasa (ハリ ラヤ プアサ)
12)F1 Singapore Grand Prix
13)Mooncake Festival (中秋節)
14)Festival of Nine Emperor Gods (九皇帝祭)
15)Pilgrimage to Kusu Island (クス島巡礼)
16)Deepavali (ディパバリ)
17)Hari Raya Haji (ハリ ラヤ ハジ)
18)Sinagapore Marathon 
19)Christmas Light Up


1) Thaipusam  (タイプーサム)

ヒンドゥー暦の10月の満月の時に行われる祭り。
1月下旬か2月上旬にあたり、敬虔なヒンドゥー教徒がスブラマニヤ神を称えて祝われる祝祭の一つです。
神の加護を求め、忠誠を誓い、感謝を捧げるために、スリ・スリニバサ・ぺルマル寺院からスリ・タンダユタパニ寺院に向けて歩きます。

3) Chingay Parade (チンゲイ パレード)

中国正月のお祝いの一環で、毎年催されるパレード。さまざまなパフォーマンスや花火などが見られます。

6)Qing Ming Festival (清明節)

何千年にもわたり受け継がれている中国式伝統行事の一つ。中国系の人々のお墓参りの日。
冬至の日から数えて106日目に行われます。
家族で墓地や寺院に出かけ、お墓を清め、米・酒・果物などのご馳走を供えたり、線香をあげ、紙でできたお金をもやし、拝みます。
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他にも3月末~に「ファッションフェスティバル」、4月に「国際映画祭」、5月末~に「アート フェスティバル」、7月に「フード フェスティバル」などが行われます。

こうした年中行事のなかには初めて耳にするものや想像すらつかないものもあるかと思います。

その背景にある文化や宗教を、またシンガポールという国家について知るきっかけにもなる年中行事。

開園予定の日系幼稚園でも こうしたシンガポールならではの行事にも触れ、理解を深めていきたいと思っています。


【 いろは幼稚園のホームページ 】
http://iroha.sg/
(英語でもご覧いただけます)
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by irohakids | 2013-09-19 01:16 | シンガポールの幼児教育事情

待機児童に思うこと

シンガポール国内でおこっている「待機児童問題」と 日本国内でおこっている「待機児童問題」では事情の違いはあれ、園に入れない子どもたちがいること、その家族が困っているという点では同じです。

「それならば園の数を増やせばいい」と思われますが、、そこは一筋縄ではいかない あまりにも高いハードルがそびえているために、これまでに需要があっても シンガポールでは園の数が増えてこなかったのだと思います。

‘幼稚園’‘保育園’というのは ただ子どもを預かる場所なのではなく、大切な乳幼児期を過ごしている子どもたちを受け入れ、適切な物的・人的環境のもとで保育をしていく場所です。

日本では「2017年までに新たに40万人の保育所の定員を確保する」「幼保一体化」など叫ばれていますが、今のままですと 各方面からのプレッシャーに耐えながら日々お仕事をなさっている現場にいる先生方を苦しめるだけで、更に離職率があがるだけのようにも思います。
(毎年2万人の就職者に対して 3万人もの離職者がおり、潜在する保育者は68万人にものぼるそうです)

保育士の低賃金、長時間肉体労働、恒常的な人手不足、労働条件の厳しさに加え、自治体は保育所の整備・増設に多くをあてるために 補助金・運営費が人件費にまでまわってこず 職員の非正規化が進んでいるのが実態です。

長い間 現場の先生方の待遇改善を求める声が叫ばれ続けていますが、「待機児童」ばかりが論争にのぼり、先生方の処遇は 一向に改善される気配はありませんでした。

また、いくら潜在する保育士がいても、就職活動をする前におこなう手続きですら、再就職を阻んでいる一因にしか思えません。
下記は保育士の資格情報を更新するためのセンターです。

登録事務処理センター 

ただ氏名や本籍地を変更するのですら、変更届のPDFを取り出すことができず、わざわざ所定の大きさの封筒に 返信用封筒+切手を同封し、センターに郵送し、‘手引き’を取り寄せます。
そのうえで届出・証明書等+郵便為替1600円を払い、提出し、登録完了2ヶ月~までかかるというのです。


現在、私どもは求人募集を始め、国内外から応募の連絡を頂いています。
シンガポールの就労ビザの規定などのために、せっかくご連絡をいただいてもお越しいただけない場合もありました。

その応募者のなかには、ある程度この幼児教育業界の実態を知っている私でも驚き、同時に嘆かわしい気持ちになるような環境や待遇のなかで 一生懸命お仕事をなさっていらっしゃる先生方が少なからずいらっしゃり、心が痛くなりました。

応募いただいたどの先生方もこの幼稚園の仕事にやりがいを感じ、子どもたちの成長を心から喜び、感動のあるこの仕事をこれからも続けていきたいと考えていらっしゃるにも関わらず 一生懸命な先生ほど 身体を壊し、抱え込みすぎ、現状を嘆いているように見受けました。

世間的な評価や処遇は低くても、この幼児教育の仕事は専門性がとても高く 尊い仕事だと思います。

子どもたちと一緒になって泣いて笑って悩んで学んで、、、、その一つひとつが苦労を吹き飛ばし、明日の仕事を頑張る原動力になります。
子どもたちにとっては先生は第二の親であり、先生方にとっても我がの子のように大切なこどもたちなのです。

私も幼児教育が大好きで、子ども達が大好きです。
ですので、どんなに大変でも ここシンガポールで 資金もコネクションも何もありませんでしたが、ゼロから「日系幼稚園開園準備」を始めました。
敏感期にいるこどもたちが待機児童としており、この常夏の地で彷徨う親子がいる現状を知っているのに、どうしても見捨てることができなかったからです。

人の一生の中で、乳幼児期は生涯にわたる人間形成の基礎が培われる本当に重要な時期です。
こどもたちは遊びや生活を通じて、情緒的・知的・社会性を身につけていきます。
また、知的・感情的な面だけでなく、人間関係の面においても、急速に成長する時期でもあるので、集団生活を経験することも とても大切なのです。
乳幼児期にたくさんのことを体で吸収し、経験しておく必要があるのです

そんな子どもたちと いつかこのシンガポールの地で一緒に過ごせる日を夢みています。
また、一緒に働いてくださる先生方、職員の方にとっても、この園が好き!と思えるような風通しのいい園になるよう これからも開園に向けて奔走して頑張っていこうと思います。

【いろは幼稚園のホームページ】
http://iroha.sg
※英語でもご覧いただけます。


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a0318155_2564942.png困っている人を助けるといっても、一人ひとりの力はきわめて小さい。 自分自身だって非力で、大したことはできないこともわかっている。
でも、一人で世の中全体を救うのは無理でも、身のまわりの五~六人ぐらいになら、手をさし伸べることができるだろう。この五~六人がまた、身のまわりの五~六人に手をさし伸べる気持ちになってくれたら、助けられる人は、二十人、三十人と広がっていく。
こうして、助け合うことが徐々に広がっていけば、やがては世の中全体が救われていくのではないだろうか。
(やなせたかし)
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by irohakids | 2013-09-09 03:04 | シンガポールの幼児教育事情

ローカル・公立の学校

a0318155_24529.png「人材」育成に力を注ぐシンガポールでは、国家予算の約3割を教育費にあてています。
そのため、高い教育水準の環境が整っています。

今回は、ローカル・公立の学校についてご説明致します。
ご参考までに一読いただけますと 幸いです。

ここシンガポールでは 徹底したエリート主義教育を実践しています。

小学校から学力・能力別にクラスが振り分けられ、成績次第で将来の進路が決まります。
その厳しい学歴社会のため、乳幼児の頃から塾やお稽古事をはじめ、人気のある小学校に通わせるために、学区内に引っ越したり、入学申込の優先準備をあげるために、就学前から保護者が80時間のボランティアや地域活動に励むなど、保護者の努力や教育熱は相当なものです。

<シンガポールの教育制度の特徴>

・新年度は1月始まり
・小学校6年、中学校4年、高校2年の6・4・2制
 (初等教育の6年間が義務教育)
・ローカル校はシンガポール国籍及びPR(永住権保持者)が優先
 外国人は残り枠で空きのあるところに申し込める
・シンガポール人は学費は無料
 PR・外国籍の場合は有料
・入学の優先順位・基準はそれぞれの学校が定めている
 抽選の場合は周囲1~2KM圏内に住む児童が最優先となる
・小学校では語学に力を入れており、授業時間の6割が語学にあてられる。
 (英語と母国語)
・小学校4年生には学力試験があり、その結果5・6年生のクラス分けが行われる
 (語学力の高いクラス・普通クラス)
・小学校6年生には卒業試験があり、中学校4年間のクラス分けが行われる
 (特別コース・特級コース・普通コース)(技術・教養)
・中学卒業時にはGCE-OまたはGCE-Nの試験があり、その成績により、入学できる高校がきまる

高等教育でもGVE-A教育認定試験があったりと、常に選抜式の教育システムになっています。

こうした学力至上主義からうまれる弊害、深刻な社会問題もあり、近年ではカリキュラムを見直したり、スポーツや実践的な教育を行う機関も増えてきて、進路の幅を広げる試みが行われています。

こどもを持つ親たちのなかにも 子ども時代はのびのびと育てたい気持ちと、一度でもレールから外れたら、上級クラスに戻る機会はほぼない現実に挟まれ 葛藤をしているようです。

どこの国の親でも こどもを思う気持ちに変わりはありません。
よく生きてほしいと願い、できるだけの機会を作ってあげたいと願い、我が子の可能性を信じています。

色々とシンガポールの教育問題についての賛否もあるのでしょう。
しかし、それぞれに事情や背景があり、多民族国家ならではのカリキュラム、各学校のよさもあります。
その選択に対して 他人が意見を述べることはないと思います。

各家庭で、ローカル校・日本人学校・インターナショナルスクールの特色について調べ、実際に足を運び、その上で それぞれの家庭の考えにあったところを選ばれるといいと思います。

【 いろは幼稚園のホームページ 】
http://iroha.sg/
(英語でもご覧いただけます)
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by irohakids | 2013-08-31 02:16 | シンガポールの幼児教育事情
シンガポールで「幼児教育」を受けられる環境はおおまかに分けて下記のようになります。
それぞれの園には特色があり、制度、カリキュラム、管轄、園の目的も異なります

1)チャイルドケアセンター

管轄  MCYS(シンガポール地域振興・青年スポーツ省)
年齢  18ヶ月~6歳
      (Infant Care Centre乳児保育をしているところは生後2ヶ月~)
年度  1月スタート・4学期制
言語  英語・中国語・第三ヶ国語(日本語・韓国語・マレー語・タミル語など園による)
開所時間 7AM~7PM

2)インターナショナルスクール

管轄  MOE(シンガポール教育省)
年齢  2歳前後~就学前
年度  8月または1月スタート・2/3学期制(夏休みが長い)
言語  英語・第二ヶ国語(日本語・ドイツ・フランス語・中国語などを選択)
カリキュラム 各国の幼児教育プログラム

3)日系幼稚園・プレスクール

管轄  MOE(シンガポール教育省)
年齢  2~6歳
年度  4月スタート
言語  日本語・英語
卒業後の進路 日本人学校への進学が多い

4)ローカル幼稚園

管轄  MOE(シンガポール教育省)
年齢  4~6歳
年度  1月スタート・4学期制
言語  英語・中国語・第三ヶ国語(マレー語・タミル語など園による)
カリキュラム ローカル小学校への入学を前提とし、オリジナルプログラムを行う
     

こどもに どのような教育環境を選ぶかは、家庭方針や事情によります。
各園の特徴や目的をしっかり理解し、実際に園生活を送る際のことを踏まえて、入園されるのがいいと思います。


「海外生活では地元の方とも交流を持ちたい」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
確かにシンガポールで生活するうえで自国の人との交流は貴重な体験やお話しが聞けたり、ローカルの知人ができるというのは心強いものです。
しかし、シンガポールは日本以上に学歴社会、実力社会です。
公立小学校では高学年から学力別にクラスが振り分けられたり、テストにより進路が決まるシステムのために、乳幼児期から教育プログラムに力を注いでいるところが多いのが特徴です。

また、シンガポールは多民族国家らしくインターナショナルスクールもインド系、カナダ系、スイス系、韓国系、オランダ系、ドイツ系、フランス系、中国系、アメリカ系、イギリス系、オーストラリア系、日系など多くの選択肢があります。
各園では各国の教育事情に沿ったカリキュラムが立てられております。
日常会話や保育では子どもたちも父兄も英語が不可欠です。
語学習得は低年齢のこどもたちほど早いのですが、その時間だけ、日本語に触れる機会が少なくなり、家庭でのフォローが重要になります。

どの園を選ぶかにより、子どもたちのおかれる環境は大きく違ってきます。

特に「ことば」というものは単にその環境にいれば自然と身につくものではなく、適当な働きかけや自ら学ぶ姿勢がなければ習得にはつながりません。

バイリンガル教育、幼児教育では子どもだけに焦点があたりがちですが、父母の語学力や家庭での姿勢も とても重要になります。

海外生活で子どもの教育環境、生活の質を高めるためには、親子が一緒に根気欲に学び続けることが より豊かな生活、世界へのと繋がっていくからです。

【 いろは幼稚園のホームページ 】
http://iroha.sg/
(英語でもご覧いただけます)


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‘It’s no use rushing out to put fertilizer on a plant when it is about to bloom.
Just as with flowers and trees, we have to take good care of the human heart from its earliest days.’

「花が咲く頃になって慌てて肥料を与えても無理である。
花木も、人の心も、小さいときから手がけよう」


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by irohakids | 2013-08-28 02:56 | シンガポールの幼児教育事情