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日本の絵本・外国の絵本

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こどもたちの知的好奇心を伸ばし、

豊かな感情を育てるために

絵本は大きな役割を果たしています。


日本の昔話や神話、図鑑だけではなく、

翻訳された世界中の童話や

さまざまな作者の絵本があります。


絵本作りの手法、作者名、画家名、翻訳者名などを

意識されることは少ないかもしれませんが、

同じお話でも出版社や作家のことばの選び方や

絵の描き方により、その印象やメッセージ性などは

異なってきます。


他にも 絵本がうまれてきた歴史的背景や地域や国柄、

気候や地政学的要素によっても 主人公の年齢、

性格からストーリー展開は大きく変わてきます。



<日本>

ももたろう、浦島太郎、かさじぞう、はなさかじいさん、

おむすびころりん、こぶとりじいさん など


日本のお話は「まず最初に善行を積み重ねましょう」

「見返りを期待せず、純粋に相手のことを思い実行する」

文化で、他にも協調性や謙虚さを美徳とする話が

多くあります。


<イソップ、アンデルセン、グリム童話>

アリとキリギリス、おおかみ少年、うさぎとカメ、

ヘンデルとグレーテル、7匹の子ヤギ、

金のおのと銀のおの など


ヨーロッパのお話では「リスク管理」や「因果応報」の

発想をもとにしているものが多くあります


それは、日本は島国で農耕民族であったのに対し、

陸続きの国では歴史的な背景や自然が厳しいところから

生まれたお話しでは生きるための術がストーリーとなり

語り継がれてきたものもあるようです。


こうした絵本だけをとってみても、お話しがどこの国で

描かれたものかを知ると、国民性や地学的な違いを

感じ取れるのは面白いものですね。




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by irohakids | 2022-02-05 15:18 | 幼児教育

シンガポールで日本語と英語のバイリンガル教育を行っております。是非一度当園にご見学にお越しください。


by iroha kindergarten